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- 2016.01.09
NHK『おはよう日本』『首都圏ネットワーク』で国際自動車の仮面就職が紹介されました
国際自動車のタクシードライバー採用の取組み「仮面就職」が、NHK「おはよう日本」「首都圏ネットワーク」で紹介されました。
【番組名】おはよう日本（NHK）
【放送日】２０１６年1月8日（金）午前7時45分〜午前8時
【番組名】首都圏ネットワーク（NHK）
【放送日】２０１６年1月12日（火）午後6時10分〜7時
【内容】おはよう日本の内容を5、6分程度に再編集をして放送
放送内容
タクシードライバーの高齢化が進む中、いち早く新卒採用に取り組み実績を積み上げてきた国際自動車が、2015年の年初から3月にかけて行った新卒採用施策「仮面就職」が今年も行われます。
なぜ「仮面就職」という施策を打ち出したのか？その意図は何なのか？またその施策によって入社した新卒者が今どのように活躍しているのかを追います。
2016年の新卒採用でも学生が売り手市場になっているものの、未だ就職が決まっていない学生がいることも現実です。そうした学生が望みを失わず、諦めてしまわないように正社員として働ける場を提供する取り組みが紹介されます。
仮面就職について
ｋｍの仮面就職の定義
大学卒業後「フリーター」になるという安易な選択はせずに、国際自動車で「正社員」としてキャリアをスタートさせることです。
「仮面就職」の目的
正社員を希望していても、その望みがかなわず、諦めてしまっている新卒者や若年キャリア層の受け皿になっていきたいと考えています。
採用について
採用に窮して誰も彼も採用するわけではなく当然のことながら「通常の採用基準」と同様に採否を判断致します。
「仮面就職」実績
2015年春に行った「仮面就職」では3名が入社し、嬉々として働いているという実績があります。
メッセージ
人を育て社員の成功を応援する事は「社員とその家族の幸せ」を願う私たち（国際自動車）のポリシーに通じます『とりあえずの就職』、『腰掛の就職』を容認するということではなく「フリーターになるくらいなら正社員としてキャリアをスタートさせ社会人としてのチカラを付けて行こう！」というメッセージを企業自ら、発信します。
取材風景
2015年春入社 国際自動車株式会社東雲 東雲営業所 岡本さん
岡本さんのドライバーズ記事はこちら『仮面就職を知るまで、「就職する」とは「企業に一生を捧げなければいけない」ことだと思っていました』
岡本さんへのインタビュー
当時の就活を振り返っていかがですか？
私にとっての就活は「企業に選ばれるための努力をしないといけない」という意識が強く「選ぶ側」、「選ばれる側」といった壁の様なものを感じていました。留年のハンディがあり、結果に繋がらず苦戦をしていました。
「仮面就職」を知った時の感想とは？
「正社員」ではなく契約社員、パートタイマーといった選択肢を迫られている時期に「仮面就職」のWEBサイトと出会いました。「正社員として社会人のスタートを応援します」という国際自動車（ｋｍタクシー）のメッセージは、とても響きました。「この企業に選ばれたい」ではなく「ここにいる人たちと仕事がしたい」という気持ちになり入社を決めました。
タクシードライバーとしての生活はいかがですか？
営業所では『稼ぎ方勉強会』、『語学研修』、『各種サークル活動』が活発です。入社から9か月経った今では食事会や旅行などに声をかけて頂くこともあり、大好きで尊敬できる先輩方に囲まれ楽しみながらタクシードライバーとして頑張っています。
国際自動車株式会社 専務取締役 西川洋志
西川社長へのインタビュー
仮面就職が世間でも評判になっていますね
昨年度行った「仮面就職」という言葉には、マスコミをはじめ在籍している社員の皆さま、新卒内定者、取引先などネガティブな印象を持つ人は多く、自分自身でも良い印象は持てませんでした。しかし今回の「仮面就職」では本来の意図や意味について社内的なコンセンサスを得た上で進めています。
仮面就職のコンセプトを教えてください
「正社員として働く事が限られた東京で、求職者の居場所を作りたい」「介護の為に帰省したが、介護が終わり東京に来ても就職先が無い」「大学卒業後約7割の学生は就職先があるが、残りの3割は無い」「将来の夢のある方、夢を追いかけたい人の応援をしたい」正社員としてキャリアをスタートして欲しい。ｋｍで教育を受け、働き、お客さまと接する事で社会経験をするのは必ず本人の為になる。違う社会へ巣立っても構わないと求職者には言っている。
「仮面」というキーワードに込めた意味とは？
「お客さまの大事な命をお預かりする責任ある仕事」を前提に「仮面就職」というキーワードで求職者に振り向いて欲しいという思いがありました。当然のことながら採用基準を下げているわけではありません。「腰かけ」「とりあえず就職」ではありません。
人財採用課のメンバー
就活の経験者（先輩社員）として、面接予約者との効果的な連絡方法。情報発信のためのSNSの積極活用についての議論や、面接来訪者の所感など採用面接の打合せの模様が取材されました。