国際自動車グループ kokusai motorcars km

km VOICE

お知らせ
一覧へ
2016.12.30

ドライバーへのインタビューで振り返る国際自動車の2016年

2016年の国際自動車を振り返ります!

今回は2016年にご紹介した社員たちやイベントをご紹介しながら、国際自動車の2016年を振り返っていきます。

業界変革に挑み続ける国際自動車の新卒採用イベント

国際自動車では、業界では初となる新卒採用に取り組んで以来、新卒のタクシードライバーの採用と育成に力を入れています。新卒採用を始めた当初は、入社人数も数名から数十名でしたが、今では100名以上の学生が国際自動車を選んで入社してくれています。ドライバーズでは、そんな彼らを歓迎する内定式配属式入社後の充実した研修などのフォローもご紹介してきました。

join_33

入社してくれてありがとう!2016年度104名の新入社員に愛を込めておもてなしをするジョイントパーティーをレポートします。

walk_11

いまどきの企業は真夜中に研修を行う!?タクシー会社の斬新な新入社員研修「kmウォーキング」に密着。

就職の概念を変えた「仮面就職」で入社した若手タクシードライバー

okamoto_01

仮面就職を知るまでは、「就職する」とは「企業に一生を捧げなければいけない」ということだと思っていたんです。むしろ、それぐらいの覚悟が無くては就職する企業に対する裏切りなのでは?とまで考えていたくらいでした。私は他の新卒より年齢を重ねているので、それも足かせになるのでは?と考えていました。「もうこれ以上つまずくわけにはいかない」という不安から慎重になりすぎて、社会人として一歩踏み出す勇気がなかなか出なかったんです。ですが、仮面就職の「一生のことを今決めなくてもいい!」「社会人として働きながら考えればいい!」というメッセージが背中を押してくれました。仮面就職に出会い、国際自動車に入社していなかったら、今でもフリーターとしてアルバイトをしていたかもしれないな、と思います。国際自動車は本当に私の恩人なんです。

岡本ドライバーのインタビュー記事は、『仮面就職を知るまで、「就職する」とは「企業に一生を捧げなければいけない」ことだと思っていました』からご覧いただけます。

英語を使って活躍する国際派タクシードライバーたち

国際自動車の英語が話せるイケメンタクシードライバー森さんのTSTiEドライバ-授賞式

やはり旅先で母国語を話せる人と出会うと嬉しいですよね。「東京のタクシーで英語が通じるとは思わなかった!」と皆さん喜んでくださいます。私は海外生活が長かったので、日本や東京の街が大好きなんです。ですから東京に対して良いイメージを持っていただけるように街のご案内をしたり魅力をお話ししたりしますね。
「Tokyo is well-organized city, isn’t it?(東京はとっても整然としてきれいにまとまった都市だと思いませんか?)」と聞くと、「I can’t believe this is ten million city!(1000万人が住む都市だとは思えないほどだよ!)と返ってきます。車内での会話をきっかけに東京の魅力を再認識していただけると嬉しいですね。

国際自動車では英語を使って働きたいが、語学力に自信の無い方のために社内で英語勉強会も開催しています。
こちらはその中でも人気の高い『ホスピタリティを感じさせる!気の利いた言いまわし』がテーマの英語勉強会の一部です。

英語を活かして活躍するタクシードライバーたちのインタビュー記事は、『【語学力を活かして仕事をしたい人必見!】英語を使って活躍しているタクシードライバーたち』からご覧いただけます。

なぜ国際自動車は長く働き続けたい企業なのか?キャリア36年目のタクシードライバーが教える魅力

橋本雅弘(ハシモト・マサヒロ)。1980年入社。国際自動車吉祥寺営業所所属のタクシードライバー。2016年の8月に永年勤続35年賞受賞。(取材:2016年4月7日)

hasimoto_05

35年間の間、転職を考えたことは一度もありません。入社して新人の頃はたくさん覚えることがあるので辛かったですが、それでも辞めたいとは思いませんでしたね。なぜかというと、仲間との繋がりがあったからです。私は入社後すぐに営業所の野球部に入ったのですが、最年少だったのでタクシードライバー歴数十年の大先輩たちに可愛がってもらっていました。元気なもので、仕事終わりにキャッチボールやティーバッティングなどでみんなと練習していたんです。元気なままでいられれば、75歳までタクシードライバーとして働きたいと思っています。営業所の仲間とずっと仕事もプライベートも楽しんでいたいですね。人間関係は本当に自慢できる環境なので、新卒でも中途でもどんどん入ってきてほしいです。

橋本ドライバーのインタビュー記事は、『なぜ国際自動車は長く働き続けたい企業なのか?キャリア36年目のタクシードライバーが教える魅力』からご覧いただけます。

世界中のVIPをもてなすハイヤードライバー

細谷利勝(ホソヤ・トシカツ)。1996年入社。国際ハイヤー株式会社第二支店所属のハイヤードライバー。教育指導責任者を務める。前職は自動車の販売営業。趣味はテニス。(取材日:2016年3月2日)

国際ハイヤー株式会社のハイヤードライバー細谷さんとセンチュリー

ハイヤードライバーをしていると、日常では絶対にお会いできないお客さま、普段は行くことのできない場所に訪れることができます。VIPのお客さまと密室空間でご一緒したり、一般の乗用車の立ち入りが禁止されている空港の離陸場を走ったりなどは中々できることではありません。一流のお客さまをお乗せして一流の車を走らせる喜びはハイヤードライバーならではだと思います。
ハイヤードライバーの仕事は、目的地への送り迎えだけではありません。迅速かつ安全に移動するだけなら比較的料金の安いタクシーを利用する方が良いでしょう。ではハイヤーの意義は何なのか?私はハイヤードライバーは替えのきかない人物にならなければいけないと思っています。
お客さまの好みやルールは様々です。匂いの好き嫌い。いつも聞くラジオのチャンネル。快適な室内温度。ルートの指定。時間を1分たりとも無駄にしたくないと考えていらっしゃる方ならば、ゆったりとした運転よりも時には抜け道を使って迅速に運転することが望まれます。そうした趣味嗜好を把握し、お客さま専用のサービスをカスタマイズしてお届けすれば、替えのきかない人財になることができます。

細谷ドライバーのインタビュー記事は、『世界中のVIPをもてなすキャリア20年のハイヤードライバーにインタビュー。「送り迎えだけを仕事と思っているドライバーは信頼されません」』からご覧いただけます。

ハイヤードライバー歴40年の大ベテランに聞く、信頼関係の築き方

濱裕治(ハマ・ユウジ)。1974年入社のハイヤードライバー。無事故35回賞受賞者。(取材:2016年4月5日)

国際自動車のベテランハイヤードライバー濱さん

30年以上一つの企業専属で社長様のドライバーをさせていただいています。ハイヤードライバーとして重要なのは、お客さまとの信頼関係の構築と、適度な距離感だと思います。幸いにも私は「濱ちゃんはうちの社員みたいだ」と社長に仰っていただけるほど信頼していただいておりますが、実際には社員ではありませんので、一度でも不愉快な思いをさせてしまうと次に繋がらなくなってしまうというプレッシャーが常にあります。急遽予定が早まり秘書の方から「お迎え時間を変更してもらえませんか?」といった連絡が入る時があるのですが、「大丈夫だよ。はまちゃんだったらいつも20、30分前にはちゃんと着いているんだから」という声が聞こえてくると信頼を裏切れない緊張感と嬉しさが湧いてきます。信頼や信用をつくるには仕事をコツコツ誠実に行うしかありませんが、失うのは一瞬です。失敗は絶対に繰り返さないという意識で続けてきました。

濱ドライバーのインタビュー記事は、『ハイヤードライバー歴40年の大ベテランにインタビュー「失敗をしながらコツコツ信頼関係を築いてきました」』からご覧いただけます。

15度も無事故表彰された観光バスドライバーに聞く、安全運転の秘訣とは?

阿部 公俊(アベ・マサトシ)。ケイエム観光バス 大森営業所所属。観光バスドライバー。平成10年1月16日キャリア入社。野球部に所属している。(取材日:2016年7月5日)

ケイエム観光バスのバスドライバー阿部さん

安全面で気をつけていることとしては、事前準備をして心に余裕を持てるような状況づくりを意識しています。というのも、メンタルの状況って仕事に大きく影響を与えるんですよ。なので、不安要素は仕事前に出来る限り取り除いておくことが大事なんです。
例えば、目的地までの地理はどういう風になっているのかな?とか、慣れていたり行ったことのある場所だって、駐車場の入り口への導線が変わっていたりとか、道路工事をしていることだってあります。うちの会社は2日前から配車が出るので、不安点があれば今でも必ず調べるようにしていますね。
あとは、先輩に話を聞くこともかなり大事です。経験が豊富な先輩方からは、地図を見ただけでは分からない現場のことがたくさん学べます。みなさんとても優しいので「ここのカーブは曲がり方気をつけてね」など丁寧に教えて下さいますよ。観光バスは胴長ですから、お腹が引っかかっちゃうような危険なカーブもあるんです。
お手本にしている先輩からは、「魅せる運転をしなさい」と教わりました。なので、魅せる運転をするにはどうしたらいいか?ということをいつも考えながら走っています。例えば、バス複数台で連なって走る場合のバスとバスとの車間距離が開いたり縮んだりしないように一定の間隔をキープしながら走ることもひとつですし、坂道の走り方など挙げたらきりがありません。ひとつひとつ、先輩に教えていただきながら日々頑張っているところです。
目標となるような先輩がいる、というこの環境に感謝しています。「真似をしたい、こんな風になりたい」って思わせてくれるような人がいるって、仕事をする上で大事じゃないですか。

阿部ドライバーのインタビュー記事は、『15回も無事故表彰された観光バスドライバーにインタビュー!安全運転の秘訣は仕事前の時間の過ごし方!?』からご覧いただけます。

大型二種免許保持者必見!路線バスドライバーの魅力

宮本光一郎(ミヤモト・コウイチロウ)。2002年9月にタクシードライバーとして国際自動車に入社。その後2010年からケイエム観光バス株式会社シティバス事業部の港営業所にバスドライバーとして所属。趣味はダーツ。(取材日:2016年2月2日)

ケイエム観光バス株式会社シティバス事業部のバスドライバー宮本さん

私は元タクシードライバーなのですが、タクシーとバスとではまず視界が全く違います。バスはフロントガラスが大きいので視界がとても広いです。タクシーならドアミラーで左右確認をするとき首が動くと思いますが、バスでは目線を左右に動かすだけで周りが見渡せます。横から来る自転車などもよく見えますので、その点はバスの方が運転しやすいかもしれません。逆に難しいこととしては、車体幅や長さが一般車とだいぶ異なるので、感覚を掴むまでは戸惑うかもしれませんね。でも、慣れてしまえば視界が広く、車高も高いのでとても気持ち良く運転できますよ。
路線バスは公共交通機関であり、多くのお客さまの命をお預かりしています。また、バスは車体が大きいため周囲に与える影響も大きいです。バスがフラフラと運転していたら一目瞭然です。ですからバスドライバーには絶対的な技術が必要で、「バスは他の交通手段のお手本」という意識で運転しています。

宮本ドライバーのインタビュー記事は、『【大型二種免許保持者必見!】現役の路線バスドライバーが語る、タクシーとは異なるバスならではの魅力とは?』からご覧いただけます。

伊勢丹で活躍するケイエム観光バスのシャトルバスドライバー

中村 一弥(なかむら・かずや)。ケイエム観光バス株式会社 シティバス事業部 東雲営業所所属。伊勢丹のシャトルバスドライバーを務めている。2014年7月16日キャリア(中途)入社。 (取材日:2016年9月13日)

nakamura_voice02

ケイエム観光バスのシャトルバスサービスは、百貨店やホテルでご利用いただいています。
私は伊勢丹新宿店を担当させていただいていますので、伊勢丹新宿店と駐車場を結ぶシャトルバスとして、お客さまを送迎しています。天候や気温などを気にすることなく、お買い物を楽しんでいただけるため、ご好評いただいているんですよ。
目指しているのは、「お客さまが快適に過ごして頂ける空間を提供すること」です。
運転技術に関してはもちろんのこと、お客さまに対してどんなお声掛けをするのか、荷物を持ったり、ベビーカーを運んだり、杖をついている方には手を差し出したり・・・など、できることはたくさんあると思っています。「これをやれば絶対にお客さまにとって快適な環境になる」という明確な正解はありませんから、「本当にお客さまの満足に繋がるのか?」ということを常に自分に問いながらその時の最善を尽くせるようにしています。

中村ドライバーのインタビュー記事は、『【シャトルバスの仕事はチームプレー?】百貨店でお客さまを送迎するシャトルバスドライバーにインタビュー!』からご覧いただけます。

2017年も国際自動車をよろしくお願いします!

いかがでしたでしょうか?
2017年も、国際自動車の様々な取り組みや、個性を活かして活躍している社員たちをご紹介していきたいと思いますので、楽しみにしていてください!

nyusya_22

一覧へ