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2025.10.30

キャリア入社タクシードライバー・髙橋さん!「頑張りが報われる」環境へを求めて転職、タクシー業界は変化と刺激で満ちている!

PROFILE
国際自動車 世田谷営業所
2025年 キャリア入社(中途入社) タクシードライバー 髙橋さん

正当な評価を求めて︕ 変化ある環境で受ける新たな刺激

前職では異なる業界にいたという髙橋さん。転職の決め手は何だったのでしょう?

前職では異なる業界にいたという髙橋さん。転職の決め⼿は何だったのでしょう︖ 前職では、「査定でしか給与が上がらない」という環境で。その違和感が、転職へと繋がりました。良い評価を貰えるような働き⽅を選び媚びへつらうことで収⼊を増やすというシステムが、これまた性に合わなくて。努⼒が空回りしたり、誰かの評価に左右されたりするのではなく「稼ぐべき⼈が稼ぐ」ような環境への理想を抱いていたんです。頑張った分だけ稼げる歩合制で成り⽴つタクシー業界こそ、求めていた場所。明快な給与形態に惹かれました。転職して丸⼀年が経ちますが、その理想は現実へ。給与の額は実質的に上がり、前職よりも⾼い⽔準で働けています。ただ、転職して良かったと思えるポイントは他にもあって。

未知の世界に⾶び込み、強い好奇⼼を持てること、それ⾃体がモチベーションに繋がっているんです。元々の性格が飽きっぽいのか、ずっと同じことを続けるのが苦⼿だと自己分析しています。前職は、決まったコースを回るルーティンワークだったのですが、時に、それが苦痛に感じられることもありました。⼀⽅で、タクシーの仕事は毎⽇違うコースを⾛り、出会うお客さまも異なります。新たな発⾒に溢れている、この「変化のある環境」こそが、私の性分に合っていると思うんです。

これまでの仕事とは異なる環境だからこそ、新たなモチベーションが⽣まれているんですね︕やっぱり、これまでのドライバー職とは随分異なりますか︖

変化が起こり続ける仕事という⾯では⼤きく変わりましたね。ただ、根底にある物は変わっていないと感じることもあって。前職で検体や組織片を運送している際、「誰かの命を運んでいる」という感覚があったんです。決して、単なる「モノ」ではありません。常に、「誰かのため」という気持ちを持ちながらハンドルを握っていたんですよね。それが、タクシー業界に移って「⼈」をお乗せする仕事に変わった今、通ずる⾃⾝の信念はあの時のまま変わっていないんですよね。私、変化の⼤きな環境が好きなんですけど、「ここは変わらないでいたい」という部分へのこだわりもあるみたいで(笑)

新たなキャリアは挑戦の連続 安定を求めた転職の先で︕

新たなキャリアは挑戦の連続。安定を求めた転職の先で!

これまでのご経歴をお聞かせください!

実は、前職でもドライバーとして働いていたんです。とはいえ、医療検体を集配する業務を担当する特殊な業界で。病院・クリニックを回り、⾎液・尿・便、組織⽚などを集めて営業所に運び、検査を担当する企業へ⼀括して運搬していました。主な業務は⾞の運転ですので「ドライバー職」ではありますが、その特性上「医療業界」での仕事でもありますね。「医療に強い運送の仕事」という表現が近いかもしれません。20代の内に6年間、そしてブランクを挟んで40代で同じ業界に戻りました。

この特殊な業界・職種で⻑く働かれていたんですね︕そのブランクの期間はまた異なる仕事を︖

この期間は、本当に様々な仕事を経験しましたね。歯医者の受付から、建設会社の事務作業、夜のスナックでのアルバイトもしましたよ︕この経験から、夜間に働くことへの抵抗感がなくなりました。また、「⼈との出会い」の連続という点で、タクシードライバーの仕事と通ずる部分もあり。今の仕事で活きている「会話術」「⼈との接し⽅」は、ここでの学びが繋がっているのかもしれません。そう考えると、これまでの経歴すべて、過去の経験は無駄じゃなかったと思えますね︕

多種多様な業界で経験を積まれていたんですね︕さて、その時期を経て再び医療検体集配スタッフの仕事へ戻った髙橋さん。ここからさらなる転職を経て、タクシー業界へ⾶び込むということですが。そのキッカケは何だったのでしょう︖

医療検体集配業務の現場へ戻ったのですが、以前いた時とは雇⽤形態が変わっていまして。アルバイト雇⽤・時給での給与へ変わってしまっていたんです。それを飲み込んで再度就職しましたが、やっぱり収⼊⾯での不安定さは常に感じていて。そんな時に、偶然知⼈からタクシー業界についてのお話を聞く機会がありまして。未知の業界ではありましたが、その「知らない業界」であることがまた、強い好奇⼼を呼び覚ましたんです。どうやら、建物の中で⾏う事務作業やルーティンワークより、外を回り変化を感じ続けられる環境の⽅が性に合っているようで。これは千載⼀遇のチャンスと、この業界に⾶び込むことにしたんです。

人生は一度きり!だから、アクティブに!人命救助の経験とこれからの目標

髙橋さんがお仕事の中でいつも使っている、こだわりグッズについて教えてください︕

仕事でのこだわりは、この「ひざ掛け」です。以前の職場では制服がスカートだったので、⽇焼け対策として使っていました。今は制服がパンツスタイルになり⽇焼けの⼼配はないものの、今でも、ついつい使い続けてしまっているんですよね(笑)。運転席に座ったら、ひざ掛けを⽤意してシートベルトを締めて、メガネをかけて、という⼀連のルーティンとして染み付いているんです。変化の多い仕事環境の中、この変わらない「ルーティン」が、集中⼒を⾼めているんですよ︕

変わり続ける環境で、変わらない信念を貫く︕かっこいいです。

さて、髙橋さんは、乗務中の⼈命救助で表彰を受けたという経験をお持ちと聞きました。その時のお話をお聞かせいただけますか︖

⼊社して3ヶ⽉。乗務中、倒れている⼈を⾒掛けまして。事故直後だった模様です。偶然居合わせた⽅が救命措置を⾏っているのを⾒て⾞を⽌め、私も講習で習った通りに⼼臓マッサージを担当しました。kmタクシーでは、⼊社研修の中で有事の際の救命措置について講習を受けることになっています。ちゃんと覚えていて実践できたのは、以前に医療に関係した仕事をしていた経験も関係していたかもしれません。ただ、その時は「助けなきゃ」以外のことは何も考えず。そうすることが、当然だと思って。咄嗟の⾏動でしたが、それが⼈命を救うことに繋がりドライバーとして光栄でした。

今後の目標について教えてください!

タクシードライバーとして次の⽬標は、英語スキルの習得ですね。英会話のスキルと、準じた資格があれば、空港内にある特別なレーンでお客さまをお乗せすることができるんです。仕事の幅が広がりますし、国際的なサービスの提供により、⼀つ上のドライバーになれるという感覚もありますね。何度か、資格取得への挑戦やチャンスを得たのですが、まだ踏み切れておらず、これが直近の⽬標ですね︕

貴重なお話、ありがとうございました!

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