
PROFILE
国際自動車 赤坂本社 総務課
2022年 新卒入社 奥田さん
新卒入社でハイヤードライバーとしてキャリアをスタートした奥田さん。入社のキッカケは何だったのでしょうか?
面接に進んだ際、採用担当がとても優しくて。これまで出会ったどの会社とも違い、カジュアルな雰囲気で情熱も垣間見えて。「この人たちと働けるなら安心だな」と感じたのが決め手になりました。入社してからも、その気持ちは変わらず。最初はハードルが高いと思っていた接客の仕事も、モチベーションを持って取り組めましたし、自分に向いているとすら思えました。何台もの車が列を作るハイヤー業界ならではの光景は、圧倒的な格好よさがありますね。それがハイヤーらしさであり、仕事のモチベーションにもなりました!

3年のハイヤードライバー経験の後、職種変更を選ばれました。入社前からその可能性を考えていたんでしょうか?
ぼんやりと意識していましたね。入社前から、職種変更の制度があることは聞いていたので。実は最初から、ドライバーひと筋でやっていくつもりはありませんでした。ひとつのことをやり通す面白さもありますが、どちらかと言えば色んなことを試したいと思う派で。国際自動車への高い信頼度がありますが、よくよく考えると就職活動という狭い視野の中、限られた選択肢から選んだ仕事であるのも事実です。同じことを続けるよりも、自分で道を切り拓くことで見えるものがあると思うんです。
色んな可能性を追求するとなると、「転職」という選択肢もちらつきそうですが!
確かに、他の業界・職種への転向を思い描く人もいるでしょう。学べることが沢山あると確信していたので、この会社(国際自動車)から動きたくなかったんです。3年で全てを理解できるほど小さな会社でもないですし、ドライバーしか経験がない状態で転職したくなかったんですよ。一度はここで内勤の仕事を経験して、もっとこの会社のことを知りたいと思ったんです。
実際に職種変更してみて、率直な感想を教えてください!
実は、「職種変更するなら総務課」と決めていたんです。ハイヤードライバー時代に担当していたお客さまが総務のお仕事を担当している方で。どこか、縁を感じたというか!総務というと秘書の業務を含むことがあります。となると、必然的に総務関係の方のハイヤー利用が多くて。総務とハイヤーが密接に関わる瞬間って結構多いんです。会社の全体を司る重要な仕事、全体を見通す広い知識が求められる仕事。キャリアを上げていきたい、色んなことを試したい自身の思いと、会社の全体を司る総務の仕事が一致したんです。

現在、総務課に所属されていますが、どのようなお仕事をされているのでしょうか?
社内倫理・法律に関する相談への対応をはじめ、事務の中でも基本とされる一連の業務を担当しています。名札や名刺を作るのも総務の仕事ですし、社内のあらゆる相談事を請け負うのも仕事。「困ったら総務」と言われるように、ある意味「何でも屋」のような側面があると思います。

例えば、国際自動車建立の観音像があるお寺の清掃を行うこともあるんですよ。本当幅広いですよね(笑)。総務課はデスクワークのイメージが強いかもしれませんが、実はアクティブにさまざまな業務をこなしているんです!
お寺の清掃まで!最近はどんな仕事を担当していますか?
最近取り組んでいるのは、BCP(事業継続計画)ですね。災害が起きた際、どう事業を復旧させるかを計画します。例えば、電話回線が寸断された場合の対応や、大災害で帰宅困難者が出た際のバックアップ体制、データ損失時の復旧方法、火災時の避難場所…本当にありとあらゆる事態に備えて準備を進め様々なルールを策定しています。

会社の安心と安全を守る大切なお仕事ですね!さて、奥田さんは今年の4月に総務課へ異動されたとのこと。
以前は、ハイヤードライバーとして働いていました。当初は、ハイヤーという仕事を知らなかったんですよね。就職活動で「自動車」と検索して出てきたのが、国際自動車で。最初はタクシーの会社と思っていましたが、オンライン説明会で話を聞くうちに「ハイヤー」の魅力に気付き始めたんです。
国際自動車が大切にしている「ホスピタリティ」。お仕事の中で意識していることはありますか?
とにかく、基本を徹底して守ることがホスピタリティに繋がると考えています。お客さまの満足度、安全の確保。どれも、基本的なルールの遵守がベースになっていると思うんです。ホスピタリティは、目の前のお客さまに発揮するもの。ただ、総務課に移ってから捉え方が変化したのも事実です。何しろ、現場の仕事から内勤への異動ということで、お客さまとの距離感が変わったので。そんな変化の中、「総務は社員がお客さま」という言葉と出会ったんです。確かに、社内の「何でも屋」的な側面を持つこの仕事は、社員メンバーを相手にする場面が多いですから。ルールを決める立場と、「対人」の仕事に求められる円滑なコミュニケーション。そのバランスを取れる人間になりたいですね。それが、いずれは現場で働くメンバーに伝わり、お客さまに還元される。メンバーの働く環境が整うことで会社が整い、お客さまに真の快適なサービスが提供される、そんな一連の流れを意識しています。

メンバーのサポートからお客さまへのサービスまで。一連の流れが「ホスピタリティ」と関連しているのですね。その実践のため、学んでいることなどはありますか?
漠然とした思いですが、「あの人はこの分野に詳しい」「あの人に聞けば分かる」そんな、周りから頼られるような存在になりたいです。今、勉強しているのは、法務系の中でも著作権・特許といった権利に関する法律です。ジョブトレーニング(社内インターンシップ制度)で整備関連の業務を経験して、特許を扱う仕事の重要性を知りました。この分野は、これから社会の中で無二の価値を持つだろう…そんな期待感を持ち、未来を見据えながら学びを進めています。
最後に、いま国際自動車(国際ハイヤー)に興味を持っている方々へのエールをお願いします!
業界に興味を持ってくださったのであれば、まずはドライバー職から挑戦することが視野の拡大に繋がると思います!私の場合はハイヤードライバーからキャリアをスタートしましたが、乗務の中で大企業の方々と関わることができました。新卒入社・社会人一年目という立場ながら、経営層の方々と近い距離でお仕事をさせていただける…そんな業界・職種は限られていると思います。非常に貴重な経験でした。

また、ドライバー研修の中で、エグゼクティブ・クラスの方々と接することを想定した会話・マナーの教育を受けることができました。運転スキルはもちろん、社会人としての経験値を積むことのできる研修と環境。そして、ドライバーを経験したからこそ、「現場力」を持って内勤の仕事に臨める。この業界ならではの成長の仕方があると思います。ぜひ、挑戦してみる価値はあると思います!
貴重なお話をありがとうございました!



