PROFILE
kmモビリティサービス 大森営業所
中途入社 バスドライバー 小田切さん
まずは、これまでのご経歴について教えてください!
大学卒業後、不動産関係の営業や、その他事務の仕事などさまざまな仕事を経験しました。最初の不動産の仕事では、業務時間外の勉強を求められるなど、かなり厳しい環境でした。休みの日も自宅学習が強制されて、体力が持たなくて…。事務の仕事では前向きに取り組んでいたんですが、希望とは異なる部署への配属に変わってしまって。「希望する仕事ができない…」そんな環境の中での仕事が続いていた時に、大学の同級生が国際自動車(国際ハイヤー)に新卒入社していたことを知ったんです。その人からお誘いを受けまして…。
なるほど。同級生の方からのお誘いだったんですね!
車が好きだったので、第一印象は「ハイヤードライバーいいな!」。ただ、運転スキルには全然自信がなくて。「研修がしっかりしているから大丈夫」「教育体制が整っているし、頑張れば給料もついてくる」そんな言葉を信じて、思い切ってハイヤー業界へ飛び込むことに決めたんです。
ハイヤードライバーとしてのデビュー。さまざまな出会いがあったのでは?
そうですね。いちばん長く関わらせていただいたお客さまは、特に印象に残っています。最初は厳しい指摘をいただく場面も多かったのですが、次第に打ち解けられました。「良いサービスを提供できるように」と日々の仕事と向き合う中で、「お疲れさま」と声を掛けて貰った瞬間は、関係性が変わったと感じましたね。
厳しい指摘が続く中、踏ん張り続けたモチベーションとは
お客さまの要望、その根本を意識して取り組んでいました。「分からないことは全部やってみる」。そんな試行錯誤を重ねることが動機になっていたんだと思います。その熱量があったからこそ、認めてくださったのかな、とも思います。正直、厳しい仕事だからネガティブな気持ちになることもありました。ただ、そんな時は、同僚や先輩に相談しました。これまでの職場では、相談やコミュニケーションの機会が少なかったんです。気持ちが落ち込んでから相談するのでは遅い、過去の経験からそんな学びがありまして。分からないこと、悩みがあれば、とにかく先輩に相談をすることが大切。今いるkmモビリティサービスには、相談に答えてくれる先輩方がたくさんいるので、安心して働くことができています。
ハイヤードライバーからバスドライバーへの転身という経歴を持つ小田切さん。そのキッカケについてお聞かせください!
バスドライバーへの転身を選んだそもそもの理由は、運転スキルを含め、ドライバーとしての能力を高めたいと思い始めまして。そこで、いちばん運転スキルが高いのは「大型免許を持っている人達だろう」と考えたんです。彼等と同じ環境でバスドライバーに挑戦することで、道が拓けるかもしれない…と。
なるほど。思い切って踏み込んだ、バスドライバーへの道。現在は送迎バスのドライバーを経験されているんですね
実際にバスの仕事を始めてみて、これまでより何倍も運転が難しく。注意する点が増えましたね。
安全な運転を実現するために、今心掛けていることはありますか?
バスの運転に関わるようになって、これまで以上に、安全確保をイメージしながら運転するよう心掛けるようになりました。それに加えて、事前に危険がないか、いち早く情報を掴んでおくことが大切と実感しました。研修期間中に学んだことは全部書き出して、自分の感覚に染み付くまで、意識して取り組んでいます!
小田切さんは、お休みの日はどのように過ごされているんでしょう?
自然派アクティビティが好きです。根っからのアウトドア派ですね!魚好き、動物好き。家で動物を飼い、釣りに出掛ける…そんな日々です。
動物は何を飼っているんでしょう?
ヤモリとリクガメとカエルと猫と…結構たくさん飼ってます(笑)
釣りは、どんなところへ行かれるんですか?
結構遠くまで行くんですよ。ここ最近では、タイまで釣りに行きました。自分の身長より大きい魚を釣りたくて!海外だと、日本とは全然違う魚が釣れるんです。旅行はせずに、釣りだけで3泊4日です(笑)
素敵な休日!さて、いつもドライバーの方に聞いている質問なのですが…お仕事の中で必ず持ち歩いている「こだわりグッズ」を教えてください!
空き時間に勉強するための本を持ち歩いています。ハイヤードライバー時代から何かしら本は持っていて、暇な時に読めれば…と。この雑誌は取材力が凄まじく、同じ業界のことでも知らない情報が載っているんですよね。この内容を通して、競合他社さまのサービス精神など、同じ業界の皆さまから学ぶこともあります。バスの長い歴史の中で積み上げられた文化を、業界全体で守っていければ…!そんな、前向きな思いになれますね。
今後のビジョンについて教えてください!
一番希望しているのは、観光の貸切バス運転手ですね。いつでも新しい景色がみられるという素敵な仕事で、お客さまの楽しそうな雰囲気の中で運転できるのが楽しそうで!実は今月、貸切バスの運転を任されていまして…!
なんと!早速お仕事ですか?
営業所のメンバーでバーベキュー懇親会をする予定があり、そのバスの運転を任せていただきました。ここでスキルを認められることで、観光の仕事に一歩近づくんじゃないかと思っています!
これまでのお話を聞いた上で、今の小田切さんのお話を聞いていると、どうやら仕事との向き合い方や考え方が変わった気がします。このポジティブさは、どこから来ているのでしょうか?
単純に、仕事が楽しいからですね!運転するのも楽しいですし、先輩と一緒になって一つの仕事を成し遂げるのが、すごくモチベーションになっています。
ドライバー職というと、運転席では一人、まさに「孤軍奮闘」というイメージもあります。「先輩とともに作り上げる」というと、どんな仕事があるんでしょう?
送迎バスの場合は、複数のドライバーで一つの案件を回すことが多いんです。他のドライバーと連携する機会が多いんです。無線を使ってヘルプを出したり、協力したり。あらゆる仕事を、リアルタイムで打ち合わせしながら進めています。決して「孤軍奮闘」という場面だけではないんです!他のドライバーと作り上げる仕事。それもまた、バスドライバーの仕事の魅力です。
本日は貴重なお話をありがとうございました!