国際自動車グループ kokusai motorcars km

km VOICE

社員紹介(タクシードライバー/ハイヤードライバー/バスドライバー/ほか)
一覧へ
2025.01.31

国際自動車(kmタクシー・国際ハイヤー)「オープンカンパニー」密着取材【前編】採用課 オープンカンパニー担当・福島さんにお話を聞いてみた!

ご家族向けの会社見学会「オープンカンパニー」
一体、どんなイベント?

今日のイベント「オープンカンパニー」を先導してくださる、採用課の福島さん。よろしくお願いします!

本日はよろしくお願いします!

本日これから開催される「オープンカンパニー」。まずは率直に、どんなイベントか教えてください!

「オープンカンパニー」は、いわゆる普通の会社説明会とは異なり、「ご家族向けの会社見学会」という形を取っています。入社前は、新卒入社・中途入社関わらずさまざまな悩みをお持ちだと想像します。そして、ご本人だけでなく、ご両親・配偶者の方々もそれぞれに不安を感じていらっしゃることと思います。ご家族のご理解、サポートを得られる環境を作ること、「安心して家族を任せられる会社」であると感じていただくこと…。国際自動車(kmタクシー・国際ハイヤー)の雰囲気、思い、そして現場で働く「人」の姿を直接見ていただきたいと思い、このようなイベントを企画しております。

これまで参加された方々は、どのような点で不安を感じていたのでしょうか?

車の運転を行う仕事ですから、事故・違反についての不安を感じていらっしゃる方が非常に多い印象です。その点がキッカケで、周りから反対を受けてしまうというケースがあります。ただ、その度合いはご家族ごとに異なりますから、まずはそれぞれの捉え方と個別に向き合うことが大切だと考えています。「危ない仕事かも…」という感覚と、「危ないから絶対だめ!」という感覚は、まったく異なりますよね。

確かに、不安の度合いや反対の理由はそれぞれ違いがありますよね。事故・違反についての不安をお持ちの方へ向けて、どんな言葉を投げ掛けるのでしょう?

現役ドライバー、元ドライバーの方々にご登壇いただきパネルディスカッションを通じて、ドライバーの「リアル」を語る時間を作っています。その中で語っていただくのは、起こしてしまった事故やその対応についての実体験。どう対応したのか、どう克服したのか…。具体的な体験談ベースでお話しいただくんです。

不安を根本的に取り除くためには、精神的なサポートだけでは足りないと思うんです。「こういう処理をする」という具体的な実例を以て説明すること、実際に乗り越えた人達が目の前にいることが勇気とモチベーションに繋がると思っています。オープンカンパニーに来てくださる方は既に興味を持ってくださっている方々ですから、表面的なお話に留まらず深掘りした内容を求めていらっしゃると思うんです。ですから…実は、ぶっちゃけた話、登壇されるドライバーの方が「会社的にはそれ言わないでほしいな~(笑)」ってことを言ってしまうこともあるんですよ(笑)。オイオイ、それ言っちゃうのか!…なんて(笑)。ただ、それこそが、ドライバー達がリアルに感じていることですから。意外と、そういう一言が参加者の皆さまの心に刺さったり、魅力を感じるキッカケになったりするんです。特に若い方だと赤裸々に語る企業のことを面白がってくださる印象がありますね。

包み隠さず自身の体験を曝け出すことが、kmタクシー・kmハイヤーの真の魅力に迫ることができるんですね!

ご本人とご家族で対立してしまっているケースもありますから、その間に立ちお話させていただくこともありますね。ただ、こういった不安や対立を解消するという目的に縛られず、もっと気楽に参加してくださる方もいます。例えば、新卒入社予定(内定者)の若手メンバーだと、彼女を連れてきた!…なんてパターンもありました(笑)。友人を引き連れて大勢で参加したメンバーもいましたね。

あら、そういうパターンもアリなんですね(笑)。

アリです!むしろ、大歓迎ですよ。大本の目的はご家族向けの会社見学会ですが、実際は興味ある人は誰でも参加可能…行ってしまえば「社会科見学」に近いんです。タクシー・ハイヤー業界のお給料事情や、働き方についての学び。そして、実際にタクシーの運転席に乗ってみる…。この業界を志望している方じゃなくても、何か学びや発見のキッカケになると思うんです。以前、娘さんの付き添いでいらっしゃったお父さまが、ハイヤードライバーの運転する高級車に釘付けになってましたし…(笑)。せっかくのイベントですから、楽しい一日であってほしいんですよ。だから、「なんとなく友達も誘っちゃいました!」くらい、気軽に参加してほしいです!

魅力的な働き方をご紹介!
kmタクシー・国際ハイヤーは「人」の会社。

「こんな人にこそ、オープンカンパニーに参加してほしい!」…どんな人達に、このイベントについての情報を届けたいですか?

そうですね…。ここ最近は、「隔日勤務」への興味関心を持ってイベントに参加してくださる方が多いんです。隔日勤務というのは、簡単に言えば2日分働いて2日分休む…というイメージの働き方。まとまった休みを作ることができるので、自然とプライベートの時間が作れ、ワークライフバランスが整うんです。隔日勤務の魅力についての情報は広がっている印象があるのですが…一方で、「日勤」という働き方についてはまだ認知が広がっていない気がするんです。

「日勤」というと、お昼帯の乗務が中心の働き方でしょうか。朝出勤して、夕方まで…という、いわゆる一般職の働き方に近い勤務形態という印象です。

そうですね。ただ、タクシー業界に興味関心を持ってくださった方のほとんどが「隔日勤務」に着目していて。まだ、イマイチ「日勤」ならではの魅力が光らないんですよね…!お昼の時間帯ならではの魅力も、たくさんあるんですよ。例えば高齢者の方々の移動のサポート。「困っている人を助ける」この仕事は、日勤ならでは。やりがいを感じる部分が、隔日勤務とは一味違うんです。また、働き方の部分でも、日勤ならではの魅力があります。例えば、子育てや介護との両立。夕方で終業というスケジュールであれば、退勤後の時間を有意義に使うことができます。タクシー業界では、運転できる合計時間が法律で決まっている関係で、決まった時間を超えて残業することができないんです。そのため、仕事終わりの予定が組みやすいんです!

「隔日勤務」「日勤」それぞれの利点があるんですね。今後は「日勤」の方も注目してほしい所です!

国際自動車(kmタクシー・kmハイヤー)とは、どんな会社なのか。…この大きなテーマについては、どんなふうにお伝えしているのでしょう?

先程少し触れたとおり、『「人」の国際自動車』という言葉をよく遣います。常に、働いてる人達の方を向いている会社。要するに、働いてる人達を大事にしている会社だと思います。先日、「DRIVERS」の記事の中で触れられていましたが、kmタクシーでは、独自の釣り銭貸し出しシステムを作っています。これは、業界の中でも、まだ浸透していない部分で、kmタクシーが最前線を走っていると自負しています。これまで、タクシードライバーの方々はお客さまにお渡しするお釣り分のお金をドライバー自身で用意していたんです。出勤前に銀行に寄り自費で準備をして…。コンビニのスタッフがお釣りを自分で用意するなんて、ないですよね。それと同じで、ドライバーの方が自分でお釣りを用意するのって不自然だと思うんです。こうした、「業界では当たり前」になっている部分も慎重に捉え直し、「人」を大切にする選択を行っていく会社。それが、国際自動車(kmタクシー・kmハイヤー)だと思います。

飲食業界からkmタクシーへ。
福島さんが入社を選んだ理由。

さて、さまざまな角度からお話をお伺いしましたが…。福島さんご自身の入社のキッカケについても、教えていただけますでしょうか。

私は元々は飲食業界で、パンやケーキを作る職人として働いていたんです!高校卒業後は、飲食関係の専門学校へ進学。実家がパン屋だったので、子どもの頃からパン屋か、ケーキ屋かと悩み…。職人として人生を歩み始めました。数々の転職を経てさまざまな仕事を経験したのですが、決して職場が合わなかったということではありません。単純に業界の方針というか…「さまざまな料理のスキルを学びたい」と思うと、多種多様なお店を転々としてスキルを習得する必要があるんです。技術職ですので、さまざまな技術を学びたいと…。ですから、修行時代はなかなか大変でした。

以前は、飲食業界にいらっしゃったんですね!その後、タクシー業界へ…?

子どもを授かったのをキッカケに、子育てとの両立、自分の時間がほしいと思い転職を決意しました。飲食業界の仕事は比較的労働時間が長く、生活スケジュールを合わせるのが難しくなってしまい…。ある日、路肩に駐車しているタクシーの中で、ドライバーの方が仮眠を取っているのを見まして。それをみて、「労働時間短そうだな」「楽そうだな」って思っちゃったんです(笑)。最初のキッカケは、そんな偏見と思い込みでしたね。ただ、そこからどんどんタクシー業界に興味が湧いてきたんです。

最初のキッカケは衝撃の理由で(笑)。その後、どんな点に興味を?

働き方・高収入などタクシー業界ならではの魅力はもちろんのこと、それ以上に感銘を受けた瞬間がありまして。説明会に参加した際、道に迷って到着に遅れてしまって…。急いで向かっている道中、営業所の方へ一本電話を入れたんです。すると、「○○の前でお待ちください!」と、迎えに来てくださったんです。「初めていらっしゃる場所ですし、道が分かりづらいですよね」…といった感じで、優しくフランクに接していただき気持ちがほぐれました。前向きな気持ちで説明会に臨め、改めていい会社だと感じた瞬間でしたね。実はそのタイミングでは、同業他社さまも受けていたんですけど、あの瞬間、国際自動車(kmタクシー)への入社を決意したんです。

とにかく人の人との関係を大切にする所が、一番刺さったんですね。

まだ説明会に参加するという段階の、たった一人の入社志望者のために、ここまでサポートしてくださるんだと。非常に感動した瞬間でした。そして今、ドライバーを経て今度は受け入れる側の立場になりました。安心して入社へ進めるよう、未来のドライバー達を支えていきたいと思います!

本日は貴重なお話をありがとうございました!

そしていよいよ、
「オープンカンパニー」がスタート!

オープンカンパニー冒頭で語られたのは、タクシー・ハイヤー業界における国際自動車の歴史と「ならでは」の取り組み。今では当たり前になっていている黒色のタクシー、そのカラーリングに実はエピソードが隠されていて…。

そんな豆知識からスタートしたオープンカンパニーは、続いてタクシードライバー・ハイヤードライバーの新卒採用についての話題へ。中途入社が一般的だった業界で、ドライバーの新卒採用に踏み込んだのが国際自動車(kmタクシー・国際ハイヤー)。大学・専門学校を卒業した、若手ドライバーを受け入れ始めて数年。業界の中でもドライバーの新卒入社が浸透し、今では毎年100人を超える新卒入社ドライバーが誕生しているそうです。

オープンカンパニーや説明会といったタイミングでは、まだベテランドライバー中心の業界…と思っている方も多い、とのこと。このイベントへの参加でイメージが変わったという方も多かったのではないでしょうか?

そして、話題は「ハイヤードライバー」という職業についての紹介へ。タクシードライバーと比較して、馴染みがない人も多いこの職業。しかし。ニュースやイベントで一際目立つ高級車への憧れから、この職業へ辿り着く人も多いようで…。「実は国際自動車(国際ハイヤー)はこんな仕事も担当したんです!」など、オープンカンパニーだからこそ聞ける数々の実績もご紹介いただきました。

採用課 田嶋さんが語る、国際自動車の業界での位置付けと「ならでは」の取り組み。書籍やサイトだけでは触れられない「生」の情報に、参加者の皆さまが耳を傾けていらっしゃいました。

続いて、取材にご対応いただいた福島さんがご登壇!国際自動車という会社についての紹介から話題は一変、ドライバー職についての基礎知識や、働き方、キャリアステップまで幅広くお話しいただきました。

まず語られたのは、先程のインタビューの中でもお話しいただいた、飲食業界での経験について。業界ならではの苦労と転職のキッカケに触れる中で…「楽そうだな、と思ったんです(笑)!」と、ぶっちゃけた発言も。福島さんがリアルに感じた当時の思い、飾らない言葉に思わず参加者の方々も笑顔を見せていました。

飲食業界からタクシー業界(ハイヤー業界)への転職で、どのようい生活が変わったのか。福島さんご自身の実体験を以て語られるリアルなキャリア事情に耳を傾ける参加者の方々の姿が見られます。「隔日勤務」という独特な働き方から、資格を取ることで発生する昇給の可能性まで。「高収入且つワークライフバランスが整っている」…という話を聞くことの多いタクシー業界(ハイヤー業界)、その理由を掘り下げるトークで参加者の心をぐっと掴んでいました。

次のプログラムは「パネルディスカッション」!
こちらの記事は後編へと続きます!


参加者アンケート
タクシーハイヤー業界へのイメージや印象など変化はありましだか?

1. 仕事の大変さ・厳しさ
•長時間労働
•昼夜問わず営業
•勤務時間が不規則な仕事/特殊な業界
•夜勤のあるきつい仕事
6. 安全性・安心感
•想像以上に事故などトラブルが少ない
•安全教育が充実しており信頼感が増した
•カスハラ対策が制度化されドライバーが守られている
2. 労働環境・待遇
•収入が高くない
•中途採用の方が多い職業
リタイアした人の再就職先
10. 働くイメージの具体化
•現任ドライバーの話が聞けて自分が働くイメージができた
3. 仕事内容
•お客さまを目的地まで運ぶ/繰り返す仕事
•車を運転する仕事/長時間車に乗る仕事
•交通機関の中で最上級のおもてなし
11. 意欲向上
•一日でも早くデビューしたいと思えた
•高収入でありやりがいのある仕事
4. 従事者のイメージ
•年配の男性/お年寄り/中年層がする仕事
•男性の仕事
•新卒・大卒が少ない業界
12. その他
•想像以上に設備やサポートが整っている

どのような事を不安又は心配されていますか?

1.業務への適応・習熟
•各事業内容の理解を深められるか
•研修についていけるか
•顧客の要望に適切/臨機応変に対応できるか
4.勤務時間・労働環境
•不規則な勤務時間
•深夜労働を含む勤務体制(当直勤務)
長時間労働による疲労
2.事故・トラブルへの不安
事故やトラブルに巻き込まれる可能性
5.健康面への不安
•必要な体力を維持できるか
•居眠り運転への不安
•健康面に関する説明
3.運転技術・業務遂行能力
•運転技術の習熟度
•経路を間違えることへの不安
道を覚えることができるか
6.プライベート・人間関係
•親族の反応
•休暇取得
社内の人間関係

オープンカンパニーに関する満足度とその理由を教えてください。

1. 職場環境・業務内容の理解

•職場環境や働き方について理解を深めることができた。
•営業所内の様々な部署や整備工場の見学を通して、働くイメージが明確になった。
•研修体制の充実、運転技術やキャリア形成について知ることができた。
•配車の効率性、サポート体制、仕事内容の詳細など、情報を得ることができ、不安が解消された。
•会社の取り組みや雰囲気についても理解することができた。 タクシー会社の裏側を知ることができた。

2. 従業員との交流

•職員(ドライバー、採用スタッフ、現場の担当者)との交流を通して、会社の雰囲気や人柄に触れることができた。
•気軽に質問できる機会が設けられており、疑問や不安を解消することができた。
•丁寧な説明や対応を受け、安心感を得ることができた。
•現任ドライバーの話から、具体的な仕事内容や会社の雰囲気を理解することができ、入社への意欲が高まった。
3. 営業車(タクシー/ハイヤー)の体験乗車

•営業車(タクシー・ハイヤー)の体験乗車を通して、国際自動車のサービスやおもてなしを体感することができ、仕事内容への理解が深まった。
•タクシー運転手に対するイメージが大きく変わり、入社意欲の向上に繋がった。
•スキルアップの可能性を感じ、将来のキャリアパスを描くことができた。

4. 整備工場の見学

•普段見る機会のない整備工場が見学でき良い経験になった。

5. 説明・プログラムの内容

•自分が参加した会社説明会の中で最も丁寧な説明をしていただいた。
•国際自動車の魅力が十分に伝わるプログラムでした
•まじめで丁寧な説明が良かった
•会社概要や研修について対面で話が聞けた事

6. その他

•オープンカンパニー以外にも同様の機会があると良い
•福利厚生などの詳細がもう少し聞いてみたかった。
•入社後のキャリアについて話がきけて良かった
•普段できない体験ができた。


国際自動車(kmタクシー・国際ハイヤー)
「オープンカンパニー」密着取材【後編】

一覧へ