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2024.04.01

タクシードライバーは「空間的価値」を作る仕事!テーマパークでの経験を活かして働く新卒ドライバー・仙波さんの仕事論。

PROFILE
2023年新卒入社 仙波さん
国際自動車東雲営業所タクシードライバー

採用課のメンバーは元ドライバー!
だからこそ分かった業界の魅力。

まずは、入社のキッカケについて教えてください!

タクシー業界について知ったのは、合同説明会。国際系の学部にいたので、観光業に関係する企業がいくつか目に留まったんですが、ピンと来なくて。それなのに、まったく注目していなかったタクシードライバーの仕事にはピンと来る物があったんです。採用課の方々が話してくださったのは、仕事の内容から、職場の環境、日々のスケジュール。その他、収入についての話や残業の有無、ワークライフバランスまで。その話がどれも明確でわかりやすく、すっと内容が理解できたんです。しかも、決してポジショントークではなく。メリットだけでなく、タクシードライバーの仕事の厳しい部分、難しい所まで教えてくださいました。

それで仕事に対するイメージが明確になったと。

入社してから分かったのですが、その説明会で話をしてくださった採用課の方々も、元々ドライバーをしていた人達なんですよね。kmタクシーでは、内勤・事務職として働くメンバーもドライバー時代を経験している人が多いんです。だから、説明会でよりリアルな話が聞けたんだと思います。そのお陰で、入社後のギャップもありませんでした!

確かに、タクシードライバーの仕事についての説明となると、専門的な話がたくさんありそうですね。

まず働き方が他の仕事とは全く異なりますからね。「隔日勤務」も説明の仕方次第では、「タクシードライバーの仕事って長時間勤務なんだ…」というふうに捉えてしまうかも。実際は、長時間の勤務と長時間の休暇…「2日分働いて2日分休み」という感じです。微妙なニュアンスで受け取り方が変わってしまうので、ドライバー目線での意見が聞けて助かりました!

また、歩合制という給料形態も特徴的ですよね。自分で頭を使って上手く仕事を回せば、その分だけ収入に反映されます。今日はお客さまの動きが違うな、難しそうだな…という日は無理をしない…という独自ルールで働いています。自分のペースに合わせて仕事を進められるのは、タクシードライバーならではのメリットですね!

テーマパークの経験を活かして。タクシードライバーが提供する「空間的価値」。

学生時代は国際系の学部で学んでいたんですね。

実は、先日DRIVERSの取材を受けた田村班長と同じ大学・同じ学科を卒業していまして…(笑)!私も世界各国の地域の特性やインフラについて調べていました。国際系の学部ということで、観光・旅行系の企業へ就職したり、海外へ出たりする人が多いのですが、そのような進路選択は私には合わなくて。家族や友人たちと離れて暮らすとか、今の生活からまったく違う世界へと飛び込むとか、踏み切れない部分があったんです。就職活動では、接客業をはじめとしたお客さまと直接関わる仕事を中心に検討しました。

お客さまとの関わり重視の就職活動。その進路選択の理由とは。

学生時代、テーマパークでアルバイトをしていたんです。その中の飲食店でホールを担当していました。特別感・ムードを大切にするレストランで、おもてなしの心・ホスピタリティを持った接客について学んだんです。単なる飲食の場という枠を超えて、空間的な価値を提供するサービスは非常に面白さを感じました。就職活動の中で、この「空間ならではの価値」を追求できる仕事を探そうと思ったんです。

なるほど、それでお客さまに空間的価値を提供する接客業を探すことに。

就職活動の中、とある合同説明会で国際自動車(kmタクシー)について知る機会がありまして。「接客」「空間的価値を提供」というテーマに絞っていましたが、業界までは絞り切らず…しかし、まさかタクシー業界の仕事に出会うとは。明るいスタッフの方々に声を掛けていただき、タクシードライバーに仕事について知りたくなったんです。

空間作りのノウハウを活かした乗務!そして恒例「こだわりの一品」は?

アルバイトで学んだ空間的価値を提供する仕事の面白さ。タクシードライバーの仕事に通ずる物はありますか?

タクシードライバーの仕事こそ空間的価値の提供かな、と思います。テーマパークの雰囲気作りとはまた違う難しさがありまして…。というのも、テーマパークはみんな「楽しみたい」という同じニーズを持った人達が集まる場所。タクシーのお客さまは一人ひとりニーズが異なります。急いでいるお客さまもいれば、疲れていて眠たいというお客さまもいる。その一人ひとりにとって最適な空間的価値を提供することが求められるんです。テーマパークのアルバイトで培ったスキルを活かすことはもちろん、タクシードライバーならではのホスピタリティのあり方を追求することも大切です。

お客さま一人ひとりに合わせたサービスの提供が求められるのですね。このタクシードライバーならではの空間作りのため、何か意識していることはありますか?

最近はコロナ禍が落ち着いて外国人のお客さまをお乗せする機会が増えました。やはり、英語のスキルがあると接客のレベルが一段階上がるように思いいます。少しずつ、英会話スキルを高めていきたいですね。

また、先程は一人ひとりのお客様に合ったサービスを…という話をしたのですが、すべてのお客さまに共通する心構えもあります。それは、安全について。どのような状況下でも、お客さまの安心・安全を守ることがタクシードライバーの責任です。テーマパークでのアルバイトの中で学んだ「焦らない・急がない・慌てない」というフレーズがあるのですが、この言葉をドライバーの仕事の中でも意識していますね。テーマパークの中の階段付近で、足を踏み外すと危ないので、この「焦らない・急がない・慌てない」を呼び掛けるんですが、タクシードライバーの安全管理においてもこのキーワードは重要だと気付いて(笑)。いつも心の中で、おまじないのように唱えています!

さて、最後はいつもの質問を。仕事の際に必ず持ち歩いている「こだわりの一品」はありますか?

私が持ち歩いているのは龍角散ですね。換気の設備が整っているのはいえ、基本的に密室での仕事となるので喉のケアが重要なんです。とはいえ、飴玉だと業務に支障が出てしまいます。そこで、このタブレット型の物を選んでいるんです。さっと手に取って、短時間で溶けてしまうので仕事に差し支えることもなく、快適に乗務を進めることができます!

なるほど!確かに、お客さまの接客を行う以上、長時間口に含むことはできませんよね…。「ならでは」のこだわり、ありがとうございます!

本日は貴重なお話をありがとうございました!

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