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社員紹介(タクシードライバー/ハイヤードライバー/バスドライバー/ほか)
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2021.08.02

若手と切磋琢磨するベテランドライバーの背中。仕事のテーマは、「小さな親切」。

PROFILE
澁谷さん。世田谷営業所所属。タクシードライバー。2015 年中途入社。

ホスピタリティの根底にある、
「小さな親切」。

これまでのお仕事の中で印象に残っているエピソードを教えてください!

マタニティ・マイタクシーに登録されたお客さまが利用された時のことが思い出に残っています。「アクセルを踏みます」「ブレーキを踏みます」といった言葉とともに丁寧な運転を心掛けてお送りしたのですが、後日ご家族から感謝のお手紙をいただいたんです。

確かに、手紙をいただくと思い出に残りますね!

実は、その手紙が「小さな親切」運動で賞状をいただくキッカケになったんです。自分のホスピタリティが評価されるというのは嬉しいですね。今でも励みになっています。こうした経験は、後輩に伝えていきたいですね。ただ、「指導」のような堅苦しい物ではありません。あくまでアドバイスとして伝えたいんです。アドバイスを求める若手ドライバーがいるなら…という程度で、上から目線で言われるのは、気分がよくないですからね(笑)。

常に他者のことを思う姿勢に脱帽です。アドバイスの際にいつも掛ける言葉はありますか?

いつも「第一印象を大切にしなさい」という言葉を口にしますね。最初の挨拶で失礼がなければ、万が一ミスをしてしまった場合でもお客さまにご理解いただけることが多いと思うんです。もちろんミスなしでお送りできることが一番ですが、誰だって一度はミスをするもの。起こってしまったミスを認めて、トラブルにどう対処するかも大切です。このカバー力を支えるのが「第一印象」なのです。

トラブルやミスを経験して成長する若手ドライバーだからこそ、このカバー力を磨くことが大切なのかもしれませんね!

数々の業界を経て、

タクシー業界に挑んだ理由。

澁谷さんの入社のキッカケは何だったのでしょうか?

アパレル、飲食と転職を重ねたのですが、途中で身体を壊してしまいまして。一対一の接客ができ、かつ自分のペースで働けるタクシー業界を選びました。これまで「接客」をテーマに仕事に取り組んできましたので、この要素は欠かせませんでした。

「接客」が転職のテーマだったのですね!その他、転職の際に重視したことはありましたか?

身体のことを考えての転職だったので、営業所と自宅の位置関係も意識していました。今、営業所からかなり近い場所に住んでおり、自転車で通勤しています。家から近いので、時折「今日出勤できませんか?」という相談を受けることもあります。その際には、できる限り力になりたいという思いがあるので協力するように心掛けております。

ちなみにこれが、愛車のロードバイクです。

自転車通勤ですか!助け合いが重要なタクシー業界。家が近いと、選択肢が増えますね。

若手に刺激を受けて。
ベテランドライバーは今日も走る

率直に、今の若手ドライバーにどんな印象をお持ちでしょうか?

実は、若手に学ぶ場面って多いんです。新卒ドライバーは経験豊富なドライバーとは異なり、まっさらな状態からスタートするので、とにかくがむしゃらに吸収しようとするんですよ。その前のめりな姿勢から大きな刺激を受けています。

なんと、意外な答えでした。ベテランドライバーが若手に刺激を受けているとは。少し話は変わって、澁谷さんの「仕事論」に。澁谷さんならではのこだわりはありますか?

身体のことを考えての転職だったので、今も体調を崩さないことを優先して働いています。乗務の際は長時間座ることになるので、腰を痛めないようにテンピュールのクッションを使っています。とにかく、身体が資本。

澁谷さんのこだわりグッズは「クッション」でしたか!

加えて、最近ではスマートフォンも欠かせません。基本的にはナビを使用してお客さまをお送りするのですが、時にはマップアプリを使うこともあります。運転中に使用するというより、最初に目的地をお伺いする際にお客さまとルートを確認するために使用するんです。ナビでは確認できない道を詳細に確認できることがありまして…。役立っています!

澁谷さんならではの仕事の流儀!ぜひ、このノウハウも後輩たちに伝えてほしいと思います。本日は貴重なお話をありがとうございました!

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