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2020.08.08

ベテランドライバーが研修課へ!「0点スタートから100点を目指す」新人ドライバーへ伝えたいこと。

PROFILE
石井さん。国際自動車株式会社研修課所属。2010年入社。

誰もが最初は0点スタート。逆境こそがドライバーの腕の見せ所

研修課にいらっしゃる石井さん!ズバリ、新人ドライバー必要なスキルって、何でしょうか?
「できないこと」にめげない、我慢強さでしょうか。最初から100点満点を取ることは不可能ですから、0点スタートで地道に積み上げていくことが大切です。東京の道を知っていることが直結する仕事。少しずつ知識を深めることでスキルアップできますから、自分のペースで確実に成長していくことが大事だと思います。


なるほど、自分のペースで成長することが大切なのですね。今、コロナウイルスに関連した騒動の中にありますが、この時期は研修も大変だったのではないでしょうか。
緊急事態宣言が出た時はいつもの半分しか車両を動かさない日もありましたし、いつもとは違う異様な雰囲気が続いていますよね。でも実は一番困ったのは飲食店が開いていないということだったりして(笑)。ご飯を食べる場所がないと、自然とコミュニケーションを取る時間が減ってしまいますから、精神面でも辛くなってしまいますよね。その分、別の場所でコミュニケーションを図れるよう意識しています。

確かに、この逆境の中では精神面でのフォローも大切ですね。
そうですね。ただ、「逆境」はタクシー業界の中での一つのキーワードだったりするんです。例えば雨の日。雨降りって、世間一般では歩きにくいしイベントは中止になるしあまり良いイメージがありません。ですが、タクシー業界にとってはまさに恵の雨。タクシーの利用者が増えるんですよね。逆境の中にあるからこそチャンスを掴める、そんな業界でもあるんです。

いざ、転職!そういえば、この前ドライバーに給料自慢されたっけ。

入社の経緯について教えていただけますか?
前職では夜中に帰ることが多く、会社からタクシーチケットを受け取っていたんです。家に帰っていまして。そのタクシー会社が国際自動車(kmタクシー)でした。ある日ドライバーの方とお給料の話になったのですが、それはもう高収入の仕事であることが分かり始めまして。転職をするならタクシードライバーだなって、ずっと思っていたんです。

なるほど、ドライバーの方との出会いがキッカケだったんですね!
はい。現在はに所属し、新人ドライバーへの指導を行っています。実は、自身がタクシードライバーとして働いていた時代にも「出向コーチ」として研修課に携わっていたんです。そこで指導に関わる中で、既に大きなやりがいを感じ始めていたのですが、研修課に来てからはさらに「自分のドライバーとして経験を活かしながら未来のドライバーへバトンを渡す」という私にしかできない仕事だと痛感しています。

新卒のドライバーの方への指導が仕事の中心なのでしょうか?
4月から6月は新卒のメンバーへの指導が中心になりますね。その時期以降は新しく入ったkmタクシーメンバーへの指導を順次行っていく、といった流れです。

色んなお客さまをお乗せして。走れ、タクシー珍道中。

これまでで印象的だったお仕事について教えてください。
真夜中に女性のお客さまとお乗せしたら「前の車を追いかけて!」と言われまして。びっくりしちゃったんですけど、次に「一緒にラーメンを食べてくださいませんか?」なんて言われて。仕方なく、そのタイミングで休憩を取ってご一緒させていただいたんですが…その人探偵だったんです(笑)。尾行中だったみたいなんですけど、追いかけていた人がラーメン屋に入ってしまったらしく。「一人だと怪しまれるからいかにも付き合っている雰囲気を出して一緒に食べてください」と頼まれて…。まあ、なかなか経験できないですよね。タクシードライバーならではの楽しい仕事(?)でした!

すべらない話(笑)!
お仲間から酔っ払って面倒臭いから、という理由でタクシーに詰め込まれてしまった方を家までお送りしたことも。気を遣いますよね。どうやら、無理矢理タクシーに乗せられたことが気に入らなかったようで、なぜか1万円札を車内にばら撒かれまして。ちゃんと拾って全部返したました。こんな不思議なタクシー珍道中です。でも、本当に色んな方々がいるんだなって、そして、色々な方の役に立てているんだなって、実感できる仕事なんですよ。きっと今日も、ドライバーたちは愉快なお客さまに出会っていることと思います(笑)。

貴重なお話をありがとうございます!

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