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社員紹介(タクシードライバー/ハイヤードライバー/バスドライバー/ほか)
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2020.08.08

女性タクシードライバー、研修課へ!タクシー業界のプロが教える「仕事の流儀」とは。

PROFILE
金子さん。国際自動車株式会社事業支援部研修課所属。2016年入社。

一人の仕事は、不安もある。その不安が、力になる。

まずはご経歴について簡単にお聞かせください。
中途入社でタクシードライバーとして働き、2019年にこちらの事業支援部研修課に異動してきました。事業支援部研修課は、いわゆる研修施設の役割を持っています。未経験の方が多く入る会社ですから、国際自動車(kmタクシー)の経営理念からホスピタリティについてまで、丁寧に指導を行っています。

タクシードライバーの仕事について、未経験の方々はどういうところに不安を感じていらっしゃいますか?
仕事をすべて一人でこなさなければならないことに、不安を感じているようです。「行ってらっしゃ」いと営業所から送り出されてから帰ってくるまで、全部一人で過ごさなきゃなりませんからね。でも、一般のオフィスで机を並べて働くことが苦手な人だっていますよね。一人で働くことのメリットもありますよ。

確かに、一人だと気楽だったり、自分のペースで働けたりと、良いこともありそうです。一人で働くことにも不安を感じていますが、それよりもコミュニケーションの難しさを痛感する方が多いですね。そんな方々には「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉を伝えています。コミュニケーションは、先輩の事例から学べることが多いんですよ。失敗してしまった時に一人で凹んで自己流で正すのではなくて、「先輩はどう対応していたのか」を知っている方が効果的です。
「コミュニケーション能力を育てる」と言うとハードルが高い印象がありますが、「事例に倣う」なら、挑戦できそうですね!

お客さまも、ドライバーも。縁でつながるkmタクシー。

入社のキッカケについてお聞かせいただけますか?
入社前は契約社員として働いていました。契約が切れたタイミングで、知り合いの方からkmタクシーを紹介していただいたんです。縁故採用ですね!「袖触れ合うも他生の縁」と言うように、ご縁はどこでつながっているか分かりません。入社も一つの縁ですが、お客様との繋がりもご縁ですよね。

確かに、お客様との出会いはすべて「偶然」ですね。
一人のお客さまをお送りした先で、次のお客さまに出会う。最初のお客さまをお乗せしなければ出会えなかったはずなんですよね。こういった「ご縁」の積み重ねで成り立つ仕事なんです。「初乗り料金で済んじゃう近距離ですみません」と言って乗車されるお客さまがいらっしゃいますが、そのおかげで次のお客さまに出会えるんです。近いか遠いかは関係ありませんね!

いつか、飛び立てるように。ポケットにはプロの「商売道具」。

仕事の上での「こだわり」について教えてください!
ボールペンにはこだわっていますね。これはドライバー時代から同じものを使っています。最初は自分のテンションを上げたいという目的で買いました。ですが、領収書を書く時に使用する以上「商売道具」なんですよね。プロであるという意思表明とモチベーションアップを兼ね備えたボールペン。最初は飛行機のチャームが付いていたんです、いつかはこの飛行機のように飛び立ちたい、という思いを込めて。今はなくなっちゃったんですけどね!ちょっと「飛び立てた」んだと思うことにします(笑)

金子さん、貴重なお話をありがとうございました!

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