国際自動車グループ kokusai motorcars km

km VOICE

社員紹介(タクシードライバー/ハイヤードライバー/バスドライバー/ほか)
一覧へ
2020.03.24

「運転はみんなできているんだから自分もできるはず」大人になっても新しいことに挑戦し続けるタクシードライバーの起こすミラクル。

PROFILE

村田さん。タクシードライバー。国際自動車(kmタクシー)株式会社台東営業所所属。2018年度中途入社。

kmタクシーの方が“水が合った”という村田さん。

まず村田さんが転職を決意されたきっかけから教えてください。
私の前職は貿易商社の事務で、主に輸出入の手配や在庫の管理、輸入の手続きなどを行っていました。20年以上続けていた仕事でしたが、接客業をやってみたかったことと息子の大学卒業を機に新しいことをしてみたかったことがあって転職を決意しました。

なるほど。新しい職はどの業界を中心に探しましたか?
観光に興味があったので観光業界を中心に探していました。そのなかで「観光タクシー」というものを見つけてそこから「タクシードライバー」も視野に入れ始めました。

他社も随分回られたんですか?
ネットでは相当調べました。ハイヤードライバーも含めていろいろと検討しました。選考を受けたのは国際自動車株式会社(kmタクシー)と大手のもう一社だけです。最初大手のもう一社の方の選考を受けたのですが、当然男性が多いですし、女性も男性っぽくてTHE「男性社会」という感じで。水が合わなかったんですよね。制服を着てみても「これは私の着る制服じゃない」って思いました(笑)。kmタクシーは人事の方の印象も良くて、研修も他社は1週間程度だったりするようですがkmタクシーは2カ月あってタクシードライバーになる心構えもできるし、ということでkmタクシーに決めました。

kmタクシーは水が合ったようでよかったです。

「試験に出た交差点や通りが出てくると、その都度感動しました」

入社してからの研修はいかがでしたか?
地理試験はちょっと大変でしたね。他のカリキュラムとはコーチの入れ込み方も違って「一発で合格しろ!」みたいな(笑)。突然受験勉強をすることになったみたいでした。食事とお風呂の時間以外は地図を開いて見ていましたね。

そのとき勉強したことは実務でも役立っていますか?
勉強したことがすぐ役立ったというわけではないんですけど、だんだんと地図と実際の風景がリンクしていく過程は楽しかったです。車で走っていて習った交差点や通りが出てくると「試験で出たところだ!」などとその都度感動すら覚えました。

運転はもともと頻繁にされていたんですか?
いや、それがほとんどペーパードライバーだったんです。都内での運転経験に関しては皆無でした。それでも二種免許は一発で合格できました。しかしその後のkmタクシーの試験で苦戦しまして…。二種免許の試験より難しいんですよね。1回で合格する人も多い中、5回もかかってしまいました(笑)。

ペーパードライバーからタクシードライバーになられたのはすごいですね!
運転はみんなやっているし自分にもできるはずだと思ったんですよね。地理や運転に関しての心配より、この仕事をやってみたいという気持ちの方が強かったんです。

大人になってもそういうマインドを持って新しいことにチャレンジしていくのはカッコイイです!

村田さんのドライバーとしての毎日は、ミラクルの連続!

村田さんがお仕事をする上で大切にされていることを教えてください。
タクシーはお年寄りの方や足の悪い方などが多く利用されます。そういう方々がそれぞれ必要としている対応ができるよう心がけています。私はそういう方たちのお手伝いができることがこの仕事のやりがいになっていますし、たまに「女性ドライバーの方だと安心して乗れる」と言っていただけることがあるのも嬉しいですね。

それはすばらしい心がけですね!タクシードライバーという仕事の面白さを村田さんはどんなところに感じられていますか?
この仕事はミラクルなことがよく起こるんですよ。面白いですよ。

ミラクルなこと?!具体的に教えてもらえますか?
例えば、以前表参道から下北沢までお乗せしたお客さまがいたのですが、その方は後ろに大きなショッピングバッグを載せて、後部座席にちっちゃい自転車を載せたんですけど、降りるとき自転車の方に気を取られたしまって後ろの荷物を忘れてしまったんです。その後下北沢で新しいお客さまをお乗せして渋谷に向かいました。渋谷の目的地に着いたら「ここでちょっと待ってて」と言われまして。会社に鍵を忘れてしまったようでそのまま下北沢の家に戻りたいとのことでした。渋谷の会社前でお客さまを待っているところさっきお乗せしたお客さまから営業所経由でお電話があって「忘れ物があったらしいんだけど届けられる?」と聞かれて、ちょうど今から下北沢に戻るところだったので、すごく都合がよかったです。あと、同じような都合がいいことが他にもあって。その日は前々から午後4時に箱崎のロイヤルパークホテルに行かなければならないと決まっていて、そろそろ向かわなければならないという時間にちょうどご乗車されたお客さまの行き先がロイヤルパークホテルだったんです。これもものすごく都合がいいミラクルでした。

そんなことが頻繁に起こるのはすごいですね!日頃の行いが良いからミラクルなことが頻繁に起こるんじゃないですか?
そういう風に考えたことはなかったのですが、そうだといいなと思いました。

今日は取材にご協力いただきありがとうございました。ミラクルな話、とても面白かったです。これからもお仕事頑張ってください!!

一覧へ