PROFILE
小山さん。整備士。国際自動車株式会社東雲工場所属。1994年中途入社。
まず小山さんの入社の経緯を教えてください。
私が入社したのは1994年でしたのでもう25年になります。
25年…!長いですね!
そうなんですよ、私もびっくりしています。入社のきっかけはkmでハイヤードライバーとして働いていた父のすすめでした。うちは兄もハイヤードライバーとしてkmで働いていたので一家でkm。kmに大きくしてもらいました。
25年間の大きな流れを教えてもらえますか?
当時大崎にあった工場で働き始め、主に一般車の整備をしていました。次にタクシーの整備に移りました。そのあと本社、板橋工場、また本社と移動して、今の東雲工場に来ました。板橋工場では工場長を経験させてもらったり、私は他の整備士の方と比べても相当いろいろな経験をさせてもらった方だと思います。
一日の働き方と一週間の働き方を教えてください。
始業は6:55、終業は15:55です。私は始業時間より早めに出勤するようにしています。お昼休みは12:00~13:00です。みんながちゃんと休憩を取れてかつ定時で上がれるように仕事を回しています。その他に月に1回程度当直があります。当直時の仕事内容はその場でできる軽微な修理が主になります。月~金が勤務日で土日は休み、なのでそこは多くのサラリーマンの方と同じですが、サラリーマンの方よりは朝が早く、その分終わるのも早いですね。
なるほど。イメージができました。
小山さんは仕事でこれからの目標などはあるのですか?
最近はもっぱら後輩の育成が楽しいですね。自分が現場を退くまでに後輩たちにはできる限り自分の知識や経験を伝えたいと思っています。数年に一回しか起きない故障などもたくさんあることを考えると、もう教えられることってそんなにたくさんあるわけじゃないんですよね。
小山さんは今まで印象的な先輩や上司はいらっしゃいましたか?
一番最初に下について教えてもらっていた上司はとても怖い人でしたね(笑)。いわゆる“スパルタ指導”でした。でもその上司にしごかれたおかげで仕事はできるようになったと思います。
整備士の仕事の大変なところはどんなところですか?
夏は暑い、冬は寒い。これはやはりちょっと大変ですね。冬は最近熱線が入ったジャンパーなども出ていて結構しのげるようになってきたんですけど、夏は変わらずとにかく暑いです。腕まくりをすると火傷をしてしまったりするので腕まくりもできないんですよ。本社からは毎年塩飴が送られてきます(笑)。それでしのいでいますね。
夏は車自体も熱くなってますし大変そうです。
話は変わりますがkmの100周年スローガンは小山さんの案が選ばれたんですよね。改めてスローガンを教えてもらってもいいですか?
「真心と感謝を乗せて100周年」です。「乗せて」ってところに旅客業界らしさを出しています。
でもこのスローガンを作ったのが整備士の方だというのは少し意外でした。
たしかに私たちは実際にお客さまをお乗せするわけではないのですが、ドライバーの方とお話しする中でお客さまを感じています。また、ドライバーの方たちには私たち整備士の思いも少し乗せてもらっている気がするんですよね。
ドライバーはいろいろな人の思いを乗せて走っているってことですね。今日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。これからもお仕事頑張ってください!!