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社員紹介(タクシードライバー/ハイヤードライバー/バスドライバー/ほか)
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2018.08.29

国際自動車(kmタクシー)株式会社羽田営業所 齋藤(さいとう)さん

PROFILE.
齋藤(さいとう)さん。タクシードライバー日勤。国際自動車(kmタクシー)株式会社羽田営業所所属。2017年6月キャリア(中途)入社。(取材日:2018年8月20日)

本日はよろしくお願いします。齋藤さんがタクシードライバーになったきっかけは何だったんですか?

まずは、接客業をしたかったというのが大きなポイントですね。前職ではとにかく納期に追われてハードに働いていたので、自分を大切にしながらマイペースに働きたいと思っていました。40代でのキャリアチェンジには勇気がいり、諦めそうにもなったのですが、新しいことを学べる機会でもありますし、収入も安定しているとのことだったので受けてみようかなと思いました。もともと車には興味があって、A級ライセンスを持っていたので。

前職はなにをされていたんですか?

編集者です。上がってきた原稿の編集、ライターの採用をしたり、記事のために取材をセッティングしたりと、多忙でした。

なんと!編集者だったんですね!かなり忙しかったんですか?

やりがいはあったんですけど夜中2時まで働いて帰宅してからまた9時には出社という、めちゃくちゃな時間で働いていたんです。編集者あるあるではあると思うんですけどね(笑)。帰りが遅い、仕事が山ほどある。結婚もしているので家のことも必死にやっていましたね。毎日ヘトヘトで体調を崩してしまったんです。

そこからタクシードライバーへ転職されたわけですが、未経験の仕事に不安はなかったですか??

不安もありましたし、タクシードライバーのイメージは私自身も周りの家族も良くなかったんです。でもタクシードライバーになるために必要な、第二種運転免許取得費用や地理試験受験費用は会社が負担してくれますし、研修期間中は勉強に専念できるように、日給1万円と交通費の実費を全額支給(1ヶ月あたり3万円まで)してくれるんです。正直申し訳ないんですが、冷やかし程度に行ってみるか!という軽い気持ちで(笑)受けることにしたんです。

実際、kmタクシー(国際自動車)の印象はいかがでしたか??

履歴書を渡しに行った際、対応して下さった方の印象がめちゃくちゃ良かったんです。そこでお話しした時も、「齋藤さんは明るくて印象も良いし、向いていると思うよ」と言っていただいて。一次面接の面接官も、役員面接でも、出会う人全員がkmタクシー(国際自動車)のことが好きだったんです。びっくりしました!どの部署でも「こんなに自分の会社を好きな人ばっかりがいる会社なんてある?!」って思いました。だから、それならそんな会社で働いてみたい!と決め手になりました。

研修はどうでしたか?

面白かったです!ずっと居たいくらいでした(笑)特にコーチの授業がどの方のも楽しくて。お客さまがよくご乗車される場所や、運転の仕方もポイントを押さえて説明して下さいました。復習もしやすかったですね。高速道路などは、自分で簡単ですが図にして覚えていました。

すごい綺麗なノートですね!!

他でキャリアを重ねて新人として入ることへの葛藤はなかったんですか?

うーん、でもそれが楽しかったんですよ。この歳で新人ってなかなか無い機会で、ゼロに戻れる凄く貴重な経験でした。kmグループ赤坂ホスピタリティカレッジという、自社の研修施設があるんですけど、思い出の場所です。ホスピタリティ研修、メーター研修、地理研修、と覚えることはたくさんあるんです。でも私にとっては同期たちとあの赤坂のカレッジで、机を並べて勉強したり、ロールプレイングの練習をしたり、試験を受けることすら新鮮で楽しかったです。

勉強すら楽しい!とこちらにも伝わってきます!

そうなんです!コーチのサポートと研修の体制が凄く良かったです。あと、二種免許を教習所で取るとき他社の人と一緒に受けたんですけど、研修が丁寧で羨ましがられました。聞いてみると他社は研修期間2、3日で営業所に配属になってしまうんですけど、kmタクシー(国際自動車)は約1か月の期間でしっかりと教えてもらえるので。すごく有り難い環境だなって思いました。

デビュー後はいかがでしたか?

毎日がミステリーツアーでした!(笑)それは冗談ですが、毎日どんな出会いがあるのかも分かりませんし、行き先もわからないのではじめはお送りするだけでも緊張しました。

ミステリーツアーですか!!確かにどこに行くのかも分からないですもんね!

デビューしてすぐは「新人」と大きく書かれている腕章を付けて「新人ですがよろしいですか?」と確認をさせていただくんですが、そうすると降りて行かれる方も、もちろんいらっしゃいましたし、慣れない接客で失敗したりきついこともありました。でも、乗り越えられたのは、職場の先輩方や同期がいて、些細なことでも相談できる環境にあったからだと思います。

タクシードライバーって個人プレイな印象なんですけど、違いますね!!

営業所の先輩は親身になってくださる方が凄く多いんです。「今回このルートで行ったんですけど、他にもあったんでしょうか?」と聞くこともあります。あとは営業収入(売り上げ)の良い方で、私たち新人にご自分のノートを見せてくださる先輩もいるんです。みなさん優しい方ばかりです。

前職から転職してどんな点が良かったですか?

まず、編集の仕事と違っていいな、と思う部分はお客さま一人ひとりとの時間で完結することです。一期一会なので、そのご移動の間に精一杯おもてなしをしたいと思って仕事をしてきました。失敗した時は反省して次に活かせばいいですし。私、ホスピタリティとは、エンターテインメントだと思っているんです!ただ移動するのではなくて、その時間を楽しい時間にできたらいいなって。喜んで頂きたい、と思いながらお迎えしています。

移動をエンターテインメントにですか!新しい切り口ですね!

この仕事は、他の職業に比べて圧倒的に「ありがとう」と直接言っていただける機会が多いと思います。日々実感しますね。女性だからか、いろいろなことをお客さまにお話していただいていて本当に楽しいです。

どんなやり取りが印象的でしたか?

恋愛相談をされることもありますし、前職のWEBの仕事の話をすると専門的な質問をされ、お答えしたら「それは思いつかなかったです!」とメモを取って下さる方もいらっしゃいました。「うちで働いてほしい!」と名刺を置いていかれることもあります(笑)
あと、これ、大事なプレゼンや試験を控えていて緊張していらっしゃる方に話すお話があるんです!

気になります!なんですか?!

それは、『私のタクシーに乗ったんですから大丈夫ですよ』。ってお伝えするんです。「どうして?!」って思いますよね。『女性のタクシードライバーってkmタクシー(国際自動車)で5%、全国では1.8%しかいないんです。かつ、この2017年から販売されている新デザインのジャパンタクシーだったら、それを引いているってことは絶対良いことありますよ!』ってお伝えするんです。先日はポーカーの世界大会に出場されるお客さまにお話しました。「気持ちが楽になった!頑張れそう!!」と言っていただける魔法のフレーズです(笑)本当にちょっとしたことで元気になって降りて行かれるので、お客さまに喜んでいただける部分は、仕事でのモチベーションにもなっています。

素敵ですね!確率論!はじめは冷やかし程度で受けられたタクシードライバーですが、続けられているのってどうしてだと思いますか?

多分、前職より人間らしい生活(笑)ができていること、楽しく伸び伸びと仕事やらせてもらえていることが大きいと思います。家事の時間も増えました。この仕事はタイムマネジメントもマネーマネジメントも自分で上手くできるんですよ。勤務時間は職場に相談できますし、稼ぐのも自分の頑張り次第。幼稚園や保育園のお迎えの時間など、育児にあわせて働くこともできます。困ったことがあったら班長や先輩に相談できますし。他の職場から来ても安心して働くことができると思いますね。女性は育児や家事など、時間を区切って合間にいろいろなことをやるのが得意な方が多いと思いますので。女性にこそお勧めしたいと思います。

最後に、今後タクシードライバーを目指す方にエールをお願いします!

kmタクシー(国際自動車)は、人材のことを財産だという意味で「人財」と言うんです。私も40歳を超えての転職でしたが、この歳で入って来た人を人財として大事にしてくれるんです。頑張れ!って応援してくれる会社ってなかなかないと思います。ぜひ、迷っている女性には一歩踏み出していただけたらと思います。

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