2013年の7月1日から7月4日にかけて、バスガイド講師から観光ガイドを直接学ぶ研修会を開催しました。対象者は観光タクシー認定ドライバー全138名です。
講師にケイエム観光バスの垣内氏を招き、基本ルート(皇居~浅草~東京駅)の車窓観光案内方法、皇居二重橋・皇居東御苑・浅草寺の下車案内方法を学びました。(第1部)
※垣内氏のインタビュー『kmの研修があれば、接客未経験でも大丈夫!kmの社風や研修の様子をちょっとだけご紹介。』はこちら
移動中のバス車内では、参加者の多くがメモを取りながら講師のガイドに耳を傾けているなど、4日間通して受講者の意識の高さを感じました。
象徴的だったのは、講師の案内する内容に間違えを見つけ指摘したり、誤解を招く案内にダメ出しをするなど講師以上に知識のあるドライバーが数名いたことです。また、現地での下車案内講習の合間に建物の名称や由来など質問攻めにするドライバーが多数見受けられました。
タクシードライバーならではの感覚だと感心したのは、バスドライバーがガイドの案内に合わせて徐行するのが素晴らしいといった褒め言葉がかわされていたことです。
下車案内の現地へ初めて来たと話すドライバーも数名いました。
プロのガイドを間近に接したことで、現時点でのスキルについて各ドライバーが自覚したと思われます。
特に下車案内講習は観光タクシー認定ドライバーの更なるスキルアップのきっかけが作れたと実感しました。