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社員紹介(タクシードライバー/ハイヤードライバー/バスドライバー/ほか)
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2021.08.02

「若手」を武器にぐんぐん成長!「酔っているお客さまが得意」って、どういうこと?

PROFILE
伊藤さん。世田谷営業所所属。タクシードライバー。2019 年新卒入社。

「若手」を逆手に、勝負を仕掛ける!
お客さまを納得させるマル秘術

入社3年目の伊藤さん。ドライバー生活を重ねて、成長を感じる場面はありますか?

道はかなり覚えたと思います。ですが、「裏道を使えば早く着く」と勘違いしていた時期もありまして…。とにかく裏道を使っていたら思わぬ所で行き止まりに当たってしまったり、車両が通れない道だったり。道を覚えるだけでなく、いつどの道を使うべきかを判断できる力がなければ、逆にお客さまを困らせてしまいますね。

確かに、道の選び方も重要ですね。

まだまだ若手なので精進したいと思います。ただ、「若い」ことが武器になる場面もあるんですよね。「若い」イコール「道を知らない」と思っているお客さまは少なくありません。そのため、「道を知ってる」アピールをすればイメージを覆して大きな信頼を得られる可能性があるんです。「この道知ってる?」と聞かれた時は、間髪入れずに「あの道ですよね!」と反応。「若いのによく知っているね!」と好印象に変わります。ピンチをチャンスに!このマル秘術、ぜひ仲間にも教えてくださいね。

同期の仲間とSNSを通じて連絡を取ることもありますよ!常に情報共有を行い、チーム戦で仕事に取り組んでいますね。時々、仲間が運転するタクシーとすれ違うこともあります。お客さまが乗車されていない場合は、軽く手を振るなどのコミュニケーションを取っています。一人で乗務に臨む仕事ではありますが、ふとした時に仲間の存在を感じることがあります。

一人だけど孤独ではない。タクシードライバーとして働くモチベーションにも繋がりますね!

経済学部の学びがあるから、
ドライバーとして成長できた。

入社のキッカケは何だったのでしょうか?

特に業界を決めずに就職活動を始めたので、様々な企業の説明会に参加していたんです。多くの企業を回った中でも特に異質だったのが国際自動車(kmタクシー)。それまでタクシー業界どころか、交通業界すら知らなかったんです。採用課の方々の熱意に惹かれて説明会に参加したのがキッカケでしたね。色々と話を聞く中で、どんどん興味関心が高まり入社を決意しました。

なるほど!大学時代の友達で交通業界へ進む方はいましたか?

私は経済学部だったので、周りの友達は金融系や銀行を目指す人たちばかりでしたね。ですから、交通業界に進む人はいませんでした。中でも、タクシー業界に進むというのはかなり異質だったと思います。ただ、タクシードライバーとして働いている中で、経済学部での学びはかなり活きていますよ。学生時代の学びに囚われない業界だからこそ、どんな学びも自分次第で活かせるんです。

経済学部の学びが活きている…。具体的には、どんな力が活きるのでしょうか?

経済学では、経済の動きに合わせて社会がどう動くのかを読み解く力が求めらます。その逆も然り。社会の変化に合わせたお金の動きや人の動きを予測する力も必要です。このように、「社会」「お金」「人」を取り巻く環境に変化が予測できれば、お客さまの動きも予測できるのです。国際サミットがあれば、どこに人が集まるのか。大きなイベントがあれば、どこを走るのがベストか。次の動きを予測する力は、ドライバーにかなり活きるんです。

確かに、お客さまの動きを読み解く力は重要ですね。そう考えると、経済学以外の学問も工夫次第で活かせるような気がしてきました!

酔っているお客さま、
得意なんです。

印象に残っているお仕事について教えてください!

酔っているお客さまの思い出ばかり蘇りますね(笑)ただ、私は酔っているお客さまの対応が得意なんです。お酒で酔っているお客さまは「気持ち悪い」や「急いでほしい」など、声に出して伝えてくださいますから、逆に対応しやすいんですよね。また、酔っているお客さまの話って面白いじゃないですか(笑)。

確かに、なんだか盛り上がりそうです。

以前、彼氏に振られて泣いているお客さまから悩み相談をされたことがありました。彼氏に振られたけど私も浮気してた…とか。ちょっと変わった相談です。なぜか、恋愛相談をされることが多いですね(笑)

若手ドライバーだからこそ、気軽に話せてしまうのかも?!道の覚え方からコミュニケーション方法まで、伊藤さんは意識してスキルを磨いているようですが、何かこだわりがあるのでしょうか?

「こだわり」というより「職業病」ですかね!いつでもどこでも「ドライバー視点」で考えていますね。例えば、電車に乗った際は今どこを走っているのかをマップアプリで確認しちゃいます。電車ならこのように移動する所をタクシーならどうお送りすべきだろう…などある意味パズルのように。

普段から研究熱心…!さて、そんな伊藤さんですが、将来のビジョンはありますか?

まずは「ジョブトレーニング(kmタクシーの社内インターンシップ制度)」に参加して内勤の仕事を経験したいと思います。将来はドライバーから職種変更をして中の職員として働きたいという思いがあるので。

伊藤さんのペースでキャリアステップを踏んでくださいね!これからもスキルアップ頑張ってください。本日は貴重なお話をありがとうございました!

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