km VOICE
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- 2021.03.23
元女優が語るタクシー業界！大変な時でもkmタクシーだから頑張れた理由
PROFILE
二本松さん。タクシードライバー。板橋営業所所属。2019中途入社。
女優ならではの視点で語る、
タクシードライバーの仕事。
元々女優業をされていたと聞きましたが、その真相は？
前職では劇団に所属していました。そのせいか、今でもお客さまをお乗せした時に「人に見られている」センサーが働きます。初めてお会いする方の空気感を読み取ってコミュニケーションを取るのは、会場の空気を読んで演じるのと同じかもしれませんね。
なるほど、女優ならではの視点でドライバーの仕事を捉えているんですね。
ならでは、といえば芸能関係にいた関係で、カメラマンの方が乗車された時には自然と盛り上がりますね。芸能業界の内部事情を知っているからこその話で盛り上がることも。
お仕事は順調に進んでいるんですね！
タクシードライバーに転職する時には不安もありましたが、働き始めると自然とその不安は解消されましたね。お客さまを乗せている時は一人ではありませんから、孤独を感じることもないです！
タクシー業界で活きる
演劇のスキルって？
転職のキッカケは何だったんですか？
劇団員としての生活に区切りを付けて、正社員として働こうと思ったんです。身内にタクシードライバーをされている方がいたので、興味があって。パソコンと向き合う仕事は合っていないだろうと思ったので、思い切って業界に飛び込んでみました。
人との関わりがある仕事の方が合っていると思ったんですね。
まさにその通り。タクシードライバーって、運転スキルが必要なのはもちろんですが、根本は「接客業」なんですよね。お客さまとのコミュニケーションの中で自分を表現できる場面もありますから、劇団に所属していた頃の「演じる」というスキルも活かすことができています。
確かに、お客さまによってコミュニケーションを変えるという意味では、ドライバーと女優業には通ずるものがあるのかも。
逆に、喉の楽なところを使うという癖が付いているせいで、声が聞き取りづらいと言われることも…。気を付けたいです（笑）。
トラブルもあったけど、
ちゃんと居場所があった。
お仕事、順調に進んでいるようですね！
いえ、実は2ヶ月乗れない時期があった。お客さまとのトラブルが原因で働けなくなってしまった時期もあったんです。二人きりの時にトラブルが起きたので、それがトラウマになってしまって。なかなか現場に復帰できなかったんんですが、そんな状況でも営業所の方々は優しくサポートしてくださいました。しばらく乗れなくてもいいから、と内勤のお仕事をいただけたので居場所があるという安心感を持ちながら、ゆっくりと心を癒すことができました。
そうだったのですね。ゆっくり休めたことが復帰に繋がったと。
この仕事を始めるって決めた時に中途半端に終わらせたくないという気持ちがあったので。また、たった一人のお客さまのことで全部を諦めるのも悔しいと思ったんです。防犯灯など、ちゃんと対策されているので車内も安心。また落ち着いて仕事を始めることができました！
なるほど。kmタクシーの環境とご自身の強い気持ちがあって、仕事を続けることができたんですね。
「何かあったらすぐに相談して」導いてくださった課長さんに感謝です。その時の課長さんは今でも仲良しですね（笑）。
貴重なお話をありがとうございました！