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社員紹介(タクシードライバー/ハイヤードライバー/バスドライバー/ほか)
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2020.04.15

わざとらしさのない気遣いの積み重ねでお客さまの一部のように。ハイヤードライバーに学ぶホスピタリティ術。

PROFILE
小松さん。ハイヤードライバー。国際ハイヤー株式会社第一支店所属。2012年中途入社。6車10人制勤務。

人と車が好きな小松さん、転職で天職に出会う!

小松さんは前職は何をされていたのですか?
営業の仕事をしていました。その前は外国為替のディーラーをしていました。

今とは全然違うお仕事ですね。なぜハイヤードライバーに転職されたのですか?
30歳を機に転職しようと思いまして。国際ハイヤー株式会社には知人の紹介で入社しました。入社前はハイヤーの存在すら知らなかった私ですが、元々人と接するのは好きで、車の運転も好きだったので転職を決めました。

現在はどのようなお仕事をされているのか教えてください。
スポットのお仕事と、指導乗務社員として新人の方の研修を担当させていただいています。今までは中途の方が多かったのですが、新卒の方も採用するようになって、今年で3期目になります。

新卒の方を指導する上で「最近の若者は~」などと思われることなどはありますか?
仕事の連絡はガラケーで行うのですが、ガラケーの使い方が分からないという人がいたことには驚きました。「そっか、もうそういう時代だよな」と思いました(笑)。それからはガラケーの使い方も研修に組み込みました。

確かにガラケーを一度も持ったことない人が社会人になる時代ですもんね。

ずっと同じお客さまをお乗せするやりがい。

小松さんのこだわっているホスピタリティについて教えてください。
こちらが気を遣いすぎてしまうとお客さまもリラックスできないのでその辺りの度合いについては配慮しています。気を遣ってもらっていると感じないくらいの気遣いがベストだと思っています。お客さまにとってできるだけいつも通りの空間を提供したいですね。たとえば毎回同じお客さまをお乗せする場合は道の凹凸がある場所などを覚えて揺れないように気を付けるとか、ゴルフ場帰りにはお水をお渡しするとか、わざとらしさのない気遣いが自然にできるよう心がけています。

ご乗車されるお客さまは毎日ご乗車されるわけですもんね。小松さんはこの仕事のどんなところにやりがいを感じていらっしゃいますか?
「有名人をお乗せできる」とか「普段は入れない場所に入れる」ということを挙げる方はよく聞きますが、自分はずっと同じお客さまをお乗せする専属の仕事を最後までやり切り、お客さまに「今までありがとう」と言っていただいたときに一番やりがいを感じますね。ずっと同じお客さまをお乗せしているとその人の一部とまでは行きませんが、それに近い状態になっていくんですよね。

一心同体ということですね。
朝の挨拶の時点で今日の調子も分かるようになりますし、すべてを言っていただかなくてもお客さまが今何を欲されているか分かるようになるんです。

長年連れ添った夫婦のようです!

「『運転が丁寧になった』と妻に褒められました」

ハイヤードライバーのお仕事は基本的に一人でするお仕事だと思いますが、同僚の方との交流はありますか?
待機時間などに情報交換をしています。世間話が多いですが、業務関連の情報共有も当然します。主に事故や工事などの道路状況についてですね。私は有料のアプリで渋滞情報をチェックしています。

有料のアプリの方が性能がよいのですか?
はい。無料のアプリだと渋滞状況が色でしか分からないのですが、このアプリは区間ごとに通過にかかる時間が分かります。もちろん自動更新です。これは毎日見ていますね。

これは便利ですね。小松さんはお休みの日はどのように過ごされているんですか?
家族で出かけることが多いですね。子どもが二人いまして。上の子が14歳、下の子が4歳です。

小松さんはお休みの日も運転されるんですか?
普通にしますよ。車で出かけることも多いですし。妻にはハイヤードライバーになってから運転が丁寧になったと言われて嬉しかったですね。

いい話ですね!今日は取材にご協力いただきありがとうございました!これからもお仕事頑張ってください!!

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