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km VOICE

社員紹介(タクシードライバー/ハイヤードライバー/バスドライバー/ほか)
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2021.05.27

特集記事:元チアガールさんと出会った!

前回の記事で語り手となった、kmVOICE担当ライターです。今回も語り手としてお話しさせていただきます。毎月一度、国際自動車株式会社(kmタクシー )様の取材に足を運んでいて、この日も同じように世田谷営業所へ。いつものように取材を進めていました。

「よろしくお願いします〜」と入ってきたのは、今日の取材にご協力いただく一徳さん。なんと、数ヶ月前に入社した、デビューしたてのドライバーなんだとか。今日は濃い話が色々と聞けそうだな〜、と取材が始まります。いつもの質問、「入社のキッカケは?」からスタートしてみると衝撃の答えが返ってきました。

「実は私、元々チアガールだったんですけど」

予想していなかった話題に驚きを隠せません。しかし、ライターにとってはこんな面白い話題はなかなかナイので、ちょっと嬉しくも感じます。

東京に来る前はチアガールを務めていたという一徳さん。北海道で某スポーツチームの専任でチアガールとして働いていたそうです。その後、結婚を機に退職。東京に来たのは、主人の転勤のためだったんだとか。

上京直後はアパレル業界で働いていましたが、妊娠をきっかけに退職してその後は子育てをしながら専業主婦として生活していたといいます。子どもの成長に伴ってそろそろ仕事を再開しようと思い立ち、元々興味のあったエステティシャンの求人を眺めていたんだとか。しかし、「本気でやれる仕事って何だろう」と思い立って、おもむろに紙とペンを取り「自分が本当にやりたいこと」を書き出したそうです。書いては消し、書いては消し…最後に残ったのは「チアガール」…と思いきや、「運転」だったといいます。

実は一徳さん、チアガール時代から、休みはもっぱらドライブに興じていたという大の車好き。タクシードライバーが「元チアガールです!」というのもなかなかのギャップだが、チアガールが「週末は走り屋です」というのもインパクトがあります(別に一徳さんは走り屋ではありません)。

ひたすら「運転」で求人検索をかけて数時間。国際自動車(kmタクシー)の求人広告を発見したそうです。「車を運転できるだけで幸せなのにお金までもらえるの…?」という感覚だったとか。確かに、一徳さんにとっては本当の意味での天職だったのかもしれません。

タクシー業界には「元〇〇さん」というくくりの”激レアさん”がたくさんいるらしい。ついつい今の仕事についてばかり取材していたが、今後は「前職は何をされていたですか?」がマストになるかもしれません。

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